ひぐらしの記 「御用納めの日」 十二月二十八日(月曜日)、ちっぽけな卓上カレンダーには、「官庁御用納め」と記されています。この表記を見ると、官尊民卑の世の中の名残を想起いたします。できれば官庁を省いて、「御用納めの日」くらいでいいと思います。それでも、いくらか不愉快のとこ... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 新型コロナウイルスがもたらす、わが世界観 テレビ映像でマスク姿を観るかぎり、確かに世界は一つである。必ずしも有意義な学びとは言えないけれど、新型コロナウイルスの蔓延状況から、学んでいるわが世界観のひとつである。これくらいは学ばなければ令和二年(二〇二〇年)は、まったく為すすべなく閉... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 表情と言葉 新型コロナウイルスの感染者数は、日々いっそう勢いを増している。危機に瀕してそれを止める訴えの表情と言葉は、もとより大きな力となる。テレビ画面を通して見聞きする医療関係者の表情と言葉には、だれしもにも切々たる必死さが表れている。その訴えに応じ... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 予告、撤回 十二月二十五日(金曜日)、幸運にもギリギリのところで予告撤回にありついている。私はおととい(十二月二十三日・水曜日)の文章、すなわち『年の瀬にあって、とんだ災難』の文尾に、次の項を書き添えていた。「予告:あさっての二十五日から、このパソコン... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 デジタル教科書 かねてから私は、デジタル社会には住めない、いや生きていけない人間だ! と、思っている。この思いはきのう(十二月二十三日・水曜日)書いた、『年の瀬にあって、とんだ災難』の内容で、止めを刺されたところがある。そんなおり目にしたのは、この配信ニュ... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 年の瀬にあって、とんだ災難 十二月二十三日(水曜日)、わが心境はきのうから変調をきたしています。実際のところ身体は健康ながら、精神は死に体です。すなわち、広くデジタルの世の中にあって、私はパソコン病に見舞われて精神の病に罹っています。腹立たしさこのうえない状態です。 ... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 ユズの実 きのう、「冬至」(十二月二十一日・月曜日)が過ぎた。きょう(十二月二十二日(火曜日)は、半年先すなわち令和三年(二〇二一年)の「夏至」(六月二十一日)へ向かってのスタートとなる。遠い先のことのようだけれど、半年など短い時のめぐりである。特こ... ひぐらしの記前田静良