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交流紙『流星群だより』46号2024.9.1発行 |
Le Sens de Non-Sens 意味なき意味の句集 稲葉実著 本著のあとがきに「俳句に特に近い訳でもなく、何やらポエムティックな短文集なのかなと考えてお読み頂ければ幸いである」とある。著者の何物にもとらわれない遊び心が読者の心を捉える。 |
ひぐらしの記 92集華の親子道中 寒気を脱し、春の訪れを告げる二月/寒気に震えて、ほろ苦い文章/節分と福豆/立春、万歳! 文章は「節分の夜」/雪の朝にまつわる、ふるさと慕情/ロマンを失くした、雪景色/残雪の夜明け/雪やんで、思うこと/このたびの降雪の、粋なつぐない/名残り雪/時ならぬ、再びの降雪予報/悪しからずと思う、夜明け前/速めぐる歳月日時、それにぐるぐるつきまとう妄念/余儀ない「引用文」/再びの引用文、感動編「才能を超える努力」/「冬の出口、春の入り口のさ迷い」、わがさ迷い/気象の「どんでん返し」を食らっている/天皇誕生日/春の足音を聞きながら「冬ごもり」/わが涙腺が緩んだ、「感動きわまる敗戦」/スポーツがもたらす美的風景/引用文を撥ね退けた「わが文章はせつない」/窮まる「少子化傾向」/二月末日 /春三月、初日/春先の憂い/ひな祭り/春到来/啓蟄/春は悪魔/春先の気迷い文/小雪の夜明け/生きている/『ひぐらしの記』がもたらしている僥倖/春の寝坊助/春の訪れ、迷い言/華の親子道中/番外編、村・町・街・大都会/揺れる「日本列島」/書くまでもなかった、悔いまみれの一文/やはり表題のつけようはなく、休みます/体調不良、気分憂鬱/切ない文章/春分の日/通院、副作用疑いの結末/パソコン復旧の悦びにことよせて、駄文厭わず/彼岸明け/寝坊助の恩恵(名文二つ)/記録づくめの歴史的快挙、「尊富士、優勝」/春は嘘つき。私は案山子/季節の恵みは晴れ! できれば「春爛漫」/春の陽光/人生行路の肝要は、「健康と金銭」そして「努力と継続」/「満開の春」の訪れ/ウグイスは、わが援軍/つらい、時の定め/通院と桜見物、とても大切な一日/絵になる桜風景、だがしかし/「年の功」なく、「年の徒」/寒気を凌いで、心温かいニュース/無常の夜明け/桜の花は平和の象徴/物心つきはじめの文章体で、「段葛の花見」/「桜雨」、そしてわが造語「桜妬み」「桜僻み」「桜潰し」/「桜、様様」の一文/目覚めの、無常!/朝書きの自戒/ただ書いただけの無題 /無題/無題/寝起きの心境/寝起きに見た「地震情報」/ウグイスは朝寝坊/追い詰められて「とんずら」/マイナス思考、かつマイナス文章/「文明の利器」(情報媒体)/睡魔に恵まれず、悪魔に襲われている/春は過ぎる/気分滅入る、夜明け |
文芸誌 流星群第51号46判 並製本 192頁 750円(送料込み960円) 昔のはなし 山 口 糸 子 戦争を知らない世代と呼ばれて 武 内 和 子 四明のこと(続編) 清 水 貞 夫 美濃の山猿と肥後の山猿 富 田 文 昭 動物と文学 浅 香 富士太 懐かしい人々 前 田 静 良 人間のしるし 大 沢 久美子 小説 鳥刺し吾助(二) 佐 藤 俊 計 二つの水流 秋 葉 清 明 木の先にて 佐 光 千 尋 ぐうたら物語(一) 田 端 信 表紙 増田博一 購読を希望される方は下記へ購読料960円を振り込んでください。 蒼天書林のホームページでも紹介しています。 |
Hello Again,Mr.Smith!(新歌集) 稲葉實 本著は短歌集「あづまぶり」に継ぐもので、短歌誌「井泉」に載った歌などからなる。作者ならではの独特のことばのきらめきが読者の心を捉える。 |
俳人四明覚書 八俳人四明覚書 八 この著書は現代文藝社刊文芸誌「流星群」に随想「四明のこと」と題されて掲載されたも第一篇四明のこと、第二篇四明と美学思想、第三篇参考文献に分けて記されている。四明についての資料探しは面白く、新たな知見を得られる楽しい作業でもあると著者は言う。いずれにしても中川四明を知るうえでひとつの手掛りとなりうるであろう。 |
続・折り折りの記2中山和江 著 |
里山通信週刊71号 |