前田静良

ひぐらしの記

年の瀬の憂鬱

12月27日(金曜日)。ほぼ定時に起きている。ぐっすり眠れている。寒気は寝汗を書くほどに緩んでいる。冬季にあって文章を書くには、またない好条件(好都合)である。ところがわが心は、自分自身ままならない状態にある。すなわち、モチベーション(意気...
ひぐらしの記

年の瀬のつぶやき

12月26日(木曜日)。日本社会は一つの年末行事「クリスマス」を過ぎて、次には年の瀬・究極の「大晦日」(12月31日)へ向かっている。そして明ければ迎春、新たな年「令和7年」(2025年)の始まりにある。なんだか希望の持てるような世のめぐり...
ひぐらしの記

クリスマスと「すき焼き鍋」

クリスマス(12月25日・水曜日)。世の中の人たちの多くは、きのうのイブ(前夜または前日)と共に、祝福あるいは「食欲旺盛」気分に浮かれて、楽しくこの日を迎えているようである。実際にはきのうの昼間、「ケンターキー・フライド・チキン」の店舗を前...
ひぐらしの記

垣間見た「お利口さん」の光景

12月24日(火曜日)。強い寒気が起き立てのわが身に沁みている。私は寒気に音を上げそうである。バカなことを言っちゃいけないよ。このところのテレビニュースは、日本海側の降雪量の多さや雪の嵩(かさ)の高さを報じている。きのうのニュースには、屋根...
ひぐらしの記

寝起きの文章は様にならず、書くだけ

起き出して来て、年の瀬・12月23日(月曜日)の夜明け前にある(4:35)。視界や身体には感じないけれど、自然界と人間界の定説にしたがえば「冬至」(おととい)過ぎて、夜明けは早くなり始めている。冬至にちなんで再び、いま浮かべている言葉がある...
ひぐらしの記

死んでも、あの世へは行かないよ

12月22日(日曜日)。きのうの「冬至」明けの初日にある。パソコン上のデジタル時刻は、4:50と刻まれている。最長の夜を挟んで、ほとんど寝つけないままに目覚め起き出している。そのせいか、(堪えきれないよ。だから、雑多な思いはもう止してくれ…...
ひぐらしの記

冬至

互いに老いて、ふうちゃんは身体の病に苦しみ、そして私(しいちゃん)は、精神の傷病(マイナス思考)に苦しんでいる。どちらに手に負えない痛みや苦しみがあるかと言えば、たぶんどっちもどっちであろう。終末人生のもたらす「成れの果(はて)」と思えば、...
ひぐらしの記

再起途上の文章は、ヨタヨタ

12月20日(金曜日)。起き立てにあってまずは、洗面の水の冷たさに身を縮めている。次には、ネタ探しに心を痛めている。しかし、こんなことばかりでは、わが身は保てない。だから、気持ちの和むことを浮かべている。イの一番に浮かぶものでは、スラスラと...
ひぐらしの記

私は愚か者

12月19日(木曜日)。体温は平熱の36度前後で変わらないけれど、身体気温は緩んでいる。天界がさずけるご褒美と思いたいけれど、しかしそれをさずかる物種(美徳)はまったく無い。いや実際には天界からお叱りを受けそうな、このところのわが体(てい)...
ひぐらしの記

夜明けはるかに遠い、寝床で

(もう書くまい、書けない)と、決めていた心を励まし、そろり書いている。きのうの昼間、道路に吹き晒された枯れた落ち葉を掃き清めた。このとき、こう思った。(枯れ葉や落ち葉のように、生きる屍になるのは、いやだな)。きようは、これだけ書けば御の字だ...