黒田昌紀の総合知識論

黒田昌紀

日本経済の虚栄の繁栄と変化

超好景気だった日本経済は土地の異常な高騰に規制がかかり、バブルがはじけ、一九九〇年代初めより経済崩壊となり、それ以後、マイナス成長になった。政府の適正な景気政策が取られず、楽観視していたため、経済状況は好転しなかった。その原因は不景気のため...
黒田昌紀

日本経済不況への誰も考えない奇策

平成二十一年に麻生内閣が取った景気刺激対策は、アメリカのオバマ大統領がやった、環境問題すべてを対象とする解決目的とした、グリーン=ニューディール政策による経済対策、景気刺激政策を、ほんの一部をまねたエコ=プランであった。それは主として、長い...
黒田昌紀

野球の新しい変化球の開発の実績

あれは小学校六年生ぐらいの時だったと思う。昭和四十年、その時、川上哲治氏が巨人軍監督をしていて、それまで、初期の頃巨人軍の監督をし、昭和三十六年に阪神タイガースの監督になりダイナマイト打線を率いていた強敵、藤本定義氏と、同年に巨人軍の監督に...
黒田昌紀

「新数の論理」

平凡な才能でも数多く積み重ねれば、大家と認められる  「数の論理」と言うと、大概の人は、かつて闇将軍として政界に君臨した田中角栄が自分の派閥の議員を与党自民党内で最大多数を占め、党内の政策決定や首相の決定を数に物を言わせ意のままにし、牛耳り...
黒田昌紀

奥丹沢での森林伐採体験をして

去年、平成十九年の三月初頭、抽選に当たり、神奈川県森林づくり公社のプログラムで一泊し、奥丹沢の札掛の杉の森林の木の伐採体験に参加した。同公社は森林維持のため一年の内、県内各地で一般の人から募ったボランティアに木を切り倒す、日帰りのプログラム...
黒田昌紀

劣等感の恐ろしさ

──コムスン会長、ミート・ホープ社長、          羽賀研二の犯罪に見る深層心理──  ごく最近の事件、主として知能犯であるが、コムスン社長折口会長の介護士不正申告事件、精肉納入業者ミート=ホープ社の田中稔社長の牛肉をブタのハツやその...
黒田昌紀

観光地のあり方について

ここ二十年ぐらいの間に昭和五十年の沖縄海洋博や、その後筑波科学博や花の博覧会をまねて、日本全国の地方の過疎地で、自治体や第三セクターが多額の投資をし、観光施設を作り、ほとんどが十分な収益を上げられず、数年で倒産閉鎖し、失敗している。その事実...
黒田昌紀

商店街巡りの面白さ

今から約十五年前、体重がありすぎ、変形膝関節炎を起こし、痛くて歩けなかった。医者に行ったら痛み止めの他、膝の下の筋肉をつける運動をするよう言われたがうまくいかず、何か楽に、自然に膝の筋力をつける方法はないかと考えた末、自転車に乗り出来る限り...
黒田昌紀

もう一つの自費出版の方法

自分で出版したいという人々は多い。自分が歩んで来た人生を誰かに伝えたい。また、自分が長年培って来た知識や趣味の集大成を本にまとめたいなどと。それをするには、自費出版として発表するのが一番。というより、日本の出版社は、有名な小説家や文筆家、会...
黒田昌紀

アメリカ人とオーストラリア人の野球選手の違い

二〇〇四年のアテネ=オリンピックに於ける日本チーム対オーストラリアチームの野球の試合は私達、野球の観戦者に新たな事を教えてくれる。それは何かというと、同じ西洋人がやる野球でも、野球発祥の地であるアメリカの選手とオーストラリアの選手とでは、そ...