ひぐらしの記

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つらい、加齢現象

つらい。ああ、つらい!。この先の外出にはいっそうみじめな姿をさらけ出して、なおつらくなりそうである。これに輪をかけてほとほとつらいのは、わが外出行為が善良な人の心中をとことん悩ますことである。本当のところわが身に沁みて、つらく思えるものであ...
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タイガース、奮戦

十月二十四日(日曜日)、寝起きにあって書くことがない。そのため、わがファンとする阪神タイガースの奮戦を伝える記事を引用した。  【阪神、ヤクルトともに最短Vは26日 貴重なドローでついにゲーム差0】(10/23日、土曜日、20:56配信 デ...
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選挙カーは夢まぼろし

十月二十三日(土曜日)、現在は月末日(十月三十一日・日曜日)に投開票日をひかえて、衆議院議員選挙の選挙戦のさ中にある。期日前選挙はすでに始まっている。すなわち、参議院議員選挙と二分する、大事な国政選挙の選挙戦の真っ最中である。ところが、わが...
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ささやかとは言えない、わが願い

季節は寒気を強めたり緩めたりしながら晩秋から初冬へとめぐり、この先なおいっそう寒気を強めてゆく。自然界現象だから人間は、これには無駄な抵抗はしたくない。いや、人間にはどうにもならない。だから人間は古来、季節に応じた暮らし向きを工夫し、できる...
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晩秋、つれづれ

十月十九日(火曜日)、目に見えて夜明けが遅くなってきた。すなわち、晩秋にさしかかり、長い夜は加速度を強めている。もちろん、季節の正常周期ゆえに歓迎こそすれ、ためらいはまったくない。自然界および人間界共に、異常状態こそ恐れるべきものである。 ...
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寒気到来、兄追懐

十月十八日(月曜日)。一気に寒くなりました。わが身に堪えて、ひたすら耐えています。心中にめぐるのは、「四十九日」(十月七日)の日に、お墓に納められた生前のふるさとの長兄の姿です。生身でないため兄は、寒くはないだろうけれど、わが身にはことさら...
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実りの秋、ふるさと原風景

実りの秋にあって、脳裏に浮かぶふるさと原風景は、稲刈りから籾摺(もみず)りに至るまでの穫り入れ全風景である。この間にあって子どもの私は、すべてにかかわり家事労働の一役を任されていた。猫の手も借りたいほどのわが家にあっては、子どもとて私は十分...
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冠の秋、実りの秋

現在、自然界は四季にあって秋の季節である。私の場合、気候的には最も体に馴染んで快感をおぼえている。たぶん、たくさんの人たちもまた、秋を最も好まれるであろう。確かに、「天高く馬肥ゆる」秋は、凌ぎ易さに加えて文字どおり、食欲モリモリの秋でもある...
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魚心あれば水心

十月十五日(金曜日)、時節は秋の夜長の走りにある。目覚めて、寝床の中でスマホ片手に仰向いて、二つの慣用句のおさらいを試みた。今さらおさらいをするまでもない、普段多用されるきわめて容易な日常語である。言うなれば、秋の夜長のいっときの時間潰しに...
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待ち望む、胸のすく秋晴れ

きのう(十月十三日・水曜日)は、これまでの季節外れの暖かさを浮かべて、異常気象と書いた。もちろん、気象庁による公式なものではなく、わが体感に基づく当てずっぽうの考察にすぎないものである。当てずっぽうは半面、嘘っぱちに近似(きんじ)している。...