ひぐらしの記 謹賀新年 新年元旦(令和5年・2023年1月1日・日曜日)。起きて、寒さが身に沁みる。除夜の鐘は聞かずに寝て、目覚めて起き出している(3:26)。自然界が恵む熱源の「御来光」を拝みたい気分横溢である。明けましておめでとうございます。新しい年にあっては... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 大晦日 12月31日(土曜日)。未だ夜中のデジタル時刻(2:56)の起き立てにあって、電子辞書を開いて幼稚園児さえ知る言葉の説明書きを読む。 「大晦日」:(各月の「みそか」に対して)1年の最終日。おおつごもり。おおとし。 「みそか」(三十日・晦... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 沸き立つ雑念 12月30日(金曜日)。今年1年間、溜まりにたまった澱(おり)のごとく、次々に浮かぶ雑念に耐えきれず起き出して来た。横目で見遣る壁時計の針は、夜中の2時半近くを回っている。起き立ての気分は、良いはずはない。きのうの胃カメラ検査の結果は、無傷... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 掉尾の一振(苦難)、胃カメラ 12月29日(木曜日)、いつもと比べて、いくらか気になる通院予定がある。病院は「大船中央病院」(鎌倉市)で、外来は消化器内科である。予約の施療は胃カメラ検査で、午前11時開始とある。これに備えて、きのうの6時頃の晩御飯以降の飲食は一切控えて... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 仕事納めの日、今年のコロナ総括 12月28日(水曜日)、実際にはどうだか知らないけれど、カレンダー上には「仕事納め」と、記されている。バカな私はこれにちなんで、「俺は生存納め」となるのかな? と、思いながら起き出して来た。人生の晩年を生きる私には、それほどに「生存」という... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 大寒波、コロナ、インフル、三つ巴 12月27日(火曜日)、起き立てにあって寒気は、いくらか緩んでいる。しかし、冬本番の寒気はこの先に訪れる。このことをかんがみれば寒気の緩みは案外、新たな寒気のエネルギーのたくわえの時期なのかもしれない。日本の積雪地方にあっては、すでに大雪に... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 歳末風景、歳末商戦 12月26日(月曜日)、いよいよ令和4年(2022年)の最終週の夜明け前を迎えている。土竜(モグラ)のごとくにすばやく寝床に潜っていたら、「暖を貪り」起き出しが遅れてしまった。そのため慌てふためいて、パソコンを起ち上げている。もちろん脳髄に... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 押し迫った年の瀬、一年を顧みてのわが心境 12月25日(日曜日)、起き立てのわが脳髄には、こんなことが浮かんでいる。物事には、押し迫るという表現がある。この表現を用いれば、令和4年(2022年)は、いよいよ残り一週に押し迫る。年の瀬という川の流れは河口へ辿り着いて、大海に呑み込まれ... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 年の瀬の追憶 12月24日(土曜日)。令和4年(2022年)の年の瀬は、大晦日(12月31日)へ向かって、流れ着くところにある。大晦日に年越しそばを食べて、響いてくる除夜の鐘を聞き、目覚めれば夜明けは、新しい年(令和5年・2023年)の元旦となる。 年... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 たった一つだけのユズの実に懸けた「ゲン担ぎ」 12月23日(金曜日)、起き立てにあって寒気が緩んでいる。この時季にあっては、自然界からもたらされる特等の恩恵である。きのうの「冬至」(12月22日・木曜日)にあって私は、湯船にたった一つだけ、武骨なユズの実を浮かべた。労わり、慈しむかのよ... ひぐらしの記前田静良