前田静良

ひぐらしの記

「われ一人に思う」

4月17日(月曜日)、夜明け前にある。諸々の心痛でこのところは、普段にも増して睡眠不足に陥っていた。けれど、昨夜はいくぶん眠れた。一晩だけでは、まだわからない。この先、睡眠不足は改善傾向をたどるかもしれない。いやそれともぶり返し、もっと深み...
ひぐらしの記

身勝手記述、許してください

異母長兄:1男3女:孫、曽孫多数。異母長姉:3男0女:孫、曽孫有り。異母二兄:1男0女:孫、曽孫あり。異母二姉:1男0女:孫、曽孫有り。異母三兄(戦死・独身)。異母三姉(幼児事故死)。実母長姉:2男1女:孫、曽孫多数。実母長兄:1男2女:孫...
ひぐらしの記

しょんぼり

4月16日(日曜日)、3:59。次兄他界に合わせて、パソコンのメール機能が不全になりました。メール機能は、難聴とそれゆえの電話交換の厄介さを補完するものでした。それが壊れて、ダブルの不運に見舞われて現在、わが気分は憂鬱状態です。真っ先には、...
ひぐらしの記

私事、次兄他界

4月15日(土曜日)。夜間は寝付けず、朝方から眠りこけて、昼間に目覚めて起き出しています。小降りの雨です。人生のつらさをたっぷりと詰め込んでいたため、疲れ果てています。男性の私は、この世に産み出す苦しみは免れます。しかしながら、この世から押...
ひぐらしの記

深まりゆく春にあって、怯える人間界と自然界

4月4日(火曜日、4:38)、起き立て早く夜明けはまだ先にあり、きょうの天気模様はわからない。もちろんきのうに続いて、好天気を望んでいる。きのうは、昼近くから照り始めた日光に重い腰を誘(おび)き出されて、私は大船(鎌倉市)の街へ買い物に出か...
ひぐらしの記

心満たさない夜明け

4月3日(月曜日)、すでに夜が明けている。朝日はまったく見えない。けれど、雨・風・嵐はない。久しぶりに二度寝にありつけて、半面、心が急いている。みずからの縄張りで、ウグイスが鳴いている。起き立てに心急いて書く文章は、とことん手に負えない難物...
ひぐらしの記

草臥れ儲けにさえならない、書いただけの駄文

4月2日(日曜日)、夜明け未だ遠い静寂の中に起き出している。聞こえようのない心音は、確かな鼓動を刻み、私は生きている。しかしながら、意義ある生存かどうかは、知らぬが仏である。だけど、死んでいるより生きていることは、はるかに増しである。  頃...
ひぐらしの記

出会いの月、4月1日

4月1日(土曜日)。頃は良し、生きているのに、さしたる感慨はない。世の中は心寂しい別れの月(3月)が去って、新たに心楽しい出会いの月へと入れ替わる。しかしながら私には、不意の親類縁者あるいは自分自身との別れはあっても、もはや出会いは一切ない...
ひぐらしの記

起き立の妄想

3月最終日(31日・金曜日)の夜明け前にある(4:45)。「春眠暁を覚えず」には程遠い。熟睡に誘われず、仕方ない起き出しである。もちろん、モチベーションは低下し、文字どおり気力は損なわれている。起き出しながら、脈略なくこんなことを浮かべてい...
ひぐらしの記

春三月は、ブービー

3月30日(木曜日)、春三月のブービー日を迎えている。現在の時刻は(4:19)であり、窓の外は暗闇である。だから夜明けてみないと、天気の良し悪しを知ることはできない。ただ、きのうの気象予報士によれば、きょうの昼間は晴れになるという。気象プロ...