ひぐらしの記 文章は日曜日 10月6日(日曜日)。買い替えた風邪薬はたった一度の服用で、副作用なく症状を止めました。うれしくて、繰り返します。夏風邪は治りました。ほぼ、夜明け頃の定時に目覚めています。ただ、起きることなく、二度寝をむさぼります。夜明けの様子は、雨、風、... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 夏風邪と逆らう風邪薬 10月5日(土曜日)。起き出して来るや否や私は、傍らの窓ガラスを開けて、右腕を空中へ伸ばし、手の平を広くして振ってみた。雨粒が二つ当たった。私は直下の道路を凝視した。道路には隈なく落葉が散乱し、道路そして落葉共に、生々しく濡れている。就寝中... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 「女心と秋の空」 10月4日(金曜日)、夜明けの空は雨が止んで晴れ間が覗き始めている。この先、秋天高い秋晴れになれば万々歳である。ところがそうは望めそうにない。このところの天候は愚図ついている。なぜなら気象予報士によれば、日本列島の地方や地域にあっては、雨の... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 夏風邪を引きずり、繰り返す文章 10月3日(木曜日)。夏風邪は未だに治りきらずに、風邪薬の服用が続いている。そのせいできょうまた寝坊助を被り、起き出しは夜明けを過ぎて「朝」にある。夏風邪が長引いて、このところは肺炎にでもなっているのかな? と、ちょっぴり危惧している。こん... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 悲喜交々の10月 10月2日(水曜日)。のどかに彩雲を抱いた日本晴れの夜明けにある。日本列島には現下、二つの台風が気象予報士から伝えられている。その一つ17号台風は現在、近場の伊豆半島諸島あたりにあって、この先の進路が気になるところである。きょうあすあたりに... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 時は移り10月1日、「冠の秋」はたけなわ 10月1日(火曜日)。夜はとっくに明けて、もはや夜明けと言うより、朝と言うのが妥当な「時」が訪れている。風邪薬服用のせいで深く寝入り、寝寝坊助を被り遅く起き出している。ゆえに現在は、寝坊助と慌てん坊、すなわちダブルの非常時状態にある。ときに... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 欲ボケの文章 9月27日(金曜日)。小雨そぼ降る夜明けが訪れている。なさけなくて書くまでもないことを浮かべて、パソコンを起ち上げている。すなわち、風邪薬服用のせいで深く寝入り、寝坊助を被(こうむ)り文章書く時間が殺がれている。悪夢に魘されて二度寝にありつ... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 寝起きの一筆、無念 9月26日(木曜日)。山の早起き鳥は鳴かなくても、一晩じゅう悪夢に魘されて眠れず、やむなく夜明け前に起き出している。雨戸やカーテンの造作のない窓ガラスを通して見る外気は未だ暗く、夜明けの天気模様を窺うことはできない。暗い中にあって一つだけわ... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 弱り目に祟り目 彼岸明けの夜明けにある(9月25日・水曜日)。曇り空にあって、強く風が吹いている。外にしばし佇めば、かなり寒いであろう。昼間の秋風は心地良いけれど、朝夕の風は冷えていて、寒さに身が縮むことになる。きのうの昼間は、もっと強風に晒されていた。わ... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 一足飛びの寒気の訪れ 「秋分の日」(9月22日)が日曜日と重なり、その「振替休日」(9月23日・月曜日)へと繋いだ、三連休明け(9月24日・火曜日)の夜明けが訪れている。窓ガラスを通して見ている外気は、風強く秋天高い日本晴れである。わが身体は、かなりの寒気をおぼ... ひぐらしの記前田静良