冬から春への季節変わりの真っ只中にある。人為のカレンダー上にはきのうは「節分」、そしてきょうには「立春」(2月3日・月曜日)と記されている。ところが肝心の自然界(気象)は、きのう、きょう、なお留まることなく今週末にかけて、春の訪れに背いている。
【4日から災害級の大雪の恐れ 24時間100センチのドカ雪も 車の立ち往生に警戒(tenki.jp)。4日(火)以降は今季最強寒波の影響で、北海道から九州の日本海側を中心に大雪となるでしょう。北陸では24時間降雪量が100センチと予想され、災害級の大雪となる恐れもあります。普段は雪に慣れない西日本の平地でも積雪となる所があるでしょう。車の立ち往生など交通障害に警戒が必要です】。
きのうの鎌倉地方には降雪はなかったけれど、一日じゅう冷たい雨に見舞われて、私は独り茶の間暮らしを余儀なくした。娘に誘い出されて一晩泊りの旅に出ていた妻は、夜の10時近くに、娘の配偶者が運転する車で無事、いや嬉々として帰宅した。私は心配で凝り固まっていた胸を撫でおろし、遅いため気に懸けていた「豆まき(福豆)」はなく、いそいそと就寝した。心配が解(ほぐ)れ、またほぼ一日じゅうソファに凭(もた)れていたせいなのか気鬱や疲れがあり、そのせいで普段の就寝とは異なりぐっすり眠れた。このため、寝起きの気分は悪くない。ところが現在、身体のみならず精神もまた、悍(おぞ)ましい寒気を食らっている。しかし、嘆くまい。なぜなら、季節は確かな「春入りのゴング」が打ち鳴らされて、この先一週間程度の我慢を凌げば、待ち望んでいた春が訪れる。ただ恐れるところは、大雪予報につきまとっている「災害級」の表現である。なぜなら、わが現住する鎌倉地方は免れても、多雪地方の難渋は他人事(ひとごと)ではない。だから私は、気象庁の予報の外れを秘かに、いや大っぴらに願っている。
薄っすらと夜が明けた。雨も雪もない、どんよりとした「冬空」(雪空)である。はるか彼方の多雪地方の空模様が気懸りである。
カレンダー「節分、立春」に背く、「冬空・雪空」
