ひぐらしの記 ようやく、雨・風・嵐止んで、再始動 3月29日(水曜日)、起きてきて、脇のカーテンを開いた。一基の外灯が闇夜を照らしている。舗面を見る。雨はない。山の枝木と葉っぱの揺れはない。ようやく、雨・風・嵐のない、夜明けになりそうである。わが脳髄は、未だ睡眠状態を断ち切れずに空っぽであ... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 三年は、人間事情を変える 3月28日(火曜日)。寝床から起き出し、パソコンを前にして、こんなことを浮かべている。生前の母は「三日坊主」と知りすぎて、私に対ししょっちゅう「するが辛抱、三日、三月(みつき)、三年」という、人生訓を垂れていた。すなわち母は、人生行路におい... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 別れと出会い 3月27日(月曜日)。自然界にあって、頃は桜の花の季節である。咲けば散る。いや、散らされる。桜の花にたいしまるで感情があるごとく、いじわる根性を丸出しにしているのは「雨・風・嵐」である。このところの桜の花にたいする雨・風・嵐の妬みと悪態ぶり... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 雨・風・嵐の仕打ち、桜の花に対するわが情け 3月26日(日曜日)。窓の外は真っ暗闇にあって、夜明け模様は描写できない(4:46)。窓ガラスに掛かる二重のカーテンを開くことなく、私はパソコンを前にして椅子に座っている。起き立ての洗面にあっては歯を磨き、固定剤をたっぷりまぶして入れ歯を入... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 嵐にいじめられた「桜道」 3月25日(土曜日)。いよいよ春はきのうの彼岸明け(24日)を境にして、仲春から晩春へと向かい深まりゆく。一年めぐりの桜の花は、それに応じて花時を替えて、しだいに葉桜へと移ってゆく。そしてその先は、緑や黄・紅などに色を変えながら、やがて葉を... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 WBC,うれしい余聞 3月24日(金曜日)。「春眠暁を覚えず」の頃にあって、台無しの馬鹿げた時刻の起き出しである(3:56)。就寝時は、難聴の耳にさえばっちり轟く雨降りだった。花に雨、いや花に嵐はつきものとはいえ、天変地異の前触れかと思うほど、びっくり仰天した。... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 WBC、日本宿願を叶えての三度目の優勝 3月23日(木曜日)、夜明け前にある(5:03)。この二日、WBC(ワールド ベースボール クラシック)のことを書いたので、きょうは仕上げの決勝戦の結果を書いて、記録に留めるものである。WBCは、今回の大会で五度目である。日本は一回目と二回... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 試合と戦争 3月22日(水曜日)、きのうの「春分の日」(21日・火曜日)を過ぎて、彼岸明け(24日・金曜日)へ向かっている。春風駘蕩、夜明けの空はのどかな花曇りである。しかし、日中に向けては花日和になりそうである。まかり間違っても、花に嵐にはならないで... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 「春分の日」 冬が去り、めぐってきた「春分の日」(3月21日・火曜日)。まさしく頃は良し、「暑さ寒さも彼岸まで」。きょうを境に私は、冬防寒重装備を脱ぎ捨てる。起きて、季節の良さを表す、一つの成句を浮かべている。「春眠暁を覚えず」。ところが、私の場合はこれ... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 春ボケではない、意識は確かである 3月20日(月曜日)。バカじゃなかろか! 冬が去り、春が来て、それなのに気分が萎えている。春ボケではない、意識は確かである。先日は妻を連れ立って、阪神タイガース対横浜ベイスターズのオープン戦観戦に横浜球場へ出向いた。最後の晩餐になぞらえた、... ひぐらしの記前田静良