童謡『朝はどこから』(作詞森まさる 作曲橋本国彦 唄岡本敦郎)。
「朝はどこから来るかしら あの空越えて 雲越えて 光の国から来るかしら いえいえそうではありませぬ それは希望の家庭から 朝が来る来る 朝が来る おはよう おはよう 昼はどこから来るかしら あの山越て 野を越えて ねんねの里から来るかしら いえいえそうではありませぬ それは働く家庭から 昼が来る来る 昼が来る こんにちは こんにちは 夜はどこから来るかしら あの星越えて 月越えて おとぎの国から来るかしら いえいえそうではありませぬ それは楽しい家庭から 夜が来る来る 夜が来る こんばんは こんばんは」。
8月8日(火曜日)、起き立てにあって、この歌をハミングしている。きのうは自分のための通院、きょうは妻の引率にあっての通院、あしたは買い物、あさっては自分のための歯医者への通院、そして次の日はまた買い物。週末二日はまだわからない。わが体は薬剤にまみれ、わが家は生きるためのコストにすなわち、医療費および買い物費用、総じて生活費にまみれて怯えている。
幼い頃の屈託のない日常がよみがえり、とぎれとぎれに童謡を歌っている。童謡っていいなあ、朝っていいなあ……それだけ。