ひぐらしの記 焦り 4月20日(木曜日)、曇天だがとうに夜が明けている。焦る心は弥増している。きのうはぐっすり寝た。きょうは寝すぎた。どちらにしても、文章はお陀仏である。二度寝にありつけないよりはるかに増しだが、わが心身には避けようのない焼きが回っている。おの... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 ルーチン 4月19日(水曜日)。5:41。ぐっすり眠れた。気分は良し。さあ、これから書こう。いや、書かない。青空に朝日が輝いている。久しぶりに、かつてのルーチン(朝の道路の掃除)へ向かおう。途切れていた、生活のリズムを取り戻すためである。まったく、自... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 欲得まみれの「この先のわが生活信条」 4月18日(火曜日)、4:24。実際にははるか前に目覚めて、起きている。やはり願う、熟睡と安眠は叶えられず、挙句この先、寝不足状態が続きそうである。人生の晩年と精神の動揺にあっては、仕方ないと思うところである。次兄の終焉の病床で看取りを続け... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 「われ一人に思う」 4月17日(月曜日)、夜明け前にある。諸々の心痛でこのところは、普段にも増して睡眠不足に陥っていた。けれど、昨夜はいくぶん眠れた。一晩だけでは、まだわからない。この先、睡眠不足は改善傾向をたどるかもしれない。いやそれともぶり返し、もっと深み... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 身勝手記述、許してください 異母長兄:1男3女:孫、曽孫多数。異母長姉:3男0女:孫、曽孫有り。異母二兄:1男0女:孫、曽孫あり。異母二姉:1男0女:孫、曽孫有り。異母三兄(戦死・独身)。異母三姉(幼児事故死)。実母長姉:2男1女:孫、曽孫多数。実母長兄:1男2女:孫... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 しょんぼり 4月16日(日曜日)、3:59。次兄他界に合わせて、パソコンのメール機能が不全になりました。メール機能は、難聴とそれゆえの電話交換の厄介さを補完するものでした。それが壊れて、ダブルの不運に見舞われて現在、わが気分は憂鬱状態です。真っ先には、... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 私事、次兄他界 4月15日(土曜日)。夜間は寝付けず、朝方から眠りこけて、昼間に目覚めて起き出しています。小降りの雨です。人生のつらさをたっぷりと詰め込んでいたため、疲れ果てています。男性の私は、この世に産み出す苦しみは免れます。しかしながら、この世から押... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 深まりゆく春にあって、怯える人間界と自然界 4月4日(火曜日、4:38)、起き立て早く夜明けはまだ先にあり、きょうの天気模様はわからない。もちろんきのうに続いて、好天気を望んでいる。きのうは、昼近くから照り始めた日光に重い腰を誘(おび)き出されて、私は大船(鎌倉市)の街へ買い物に出か... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 心満たさない夜明け 4月3日(月曜日)、すでに夜が明けている。朝日はまったく見えない。けれど、雨・風・嵐はない。久しぶりに二度寝にありつけて、半面、心が急いている。みずからの縄張りで、ウグイスが鳴いている。起き立てに心急いて書く文章は、とことん手に負えない難物... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 草臥れ儲けにさえならない、書いただけの駄文 4月2日(日曜日)、夜明け未だ遠い静寂の中に起き出している。聞こえようのない心音は、確かな鼓動を刻み、私は生きている。しかしながら、意義ある生存かどうかは、知らぬが仏である。だけど、死んでいるより生きていることは、はるかに増しである。 頃... ひぐらしの記前田静良