前田静良

ひぐらしの記

「文化の日」

「文化の日」(十一月三日・水曜日)、5:55.まだ夜が明けきれないから、きょう昼間の天気は知り得ない。きのうは、きょうの天気予報を聞かずじまいだった。聞かずじまいは、わが心中に宿るたぶん「晴れ」であろうという、わが例年の思いからであったろう...
ひぐらしの記

晩秋の朝夕の実体験

十一月二日(火曜日)、幸いなるかな! 長い夜は、夜明けの時のわが感覚を狂わしている。デジタル時刻は5:55なのに窓の外はまだ暗く、急かされる焦燥感はない。しかしながら残念なのは文章を書く気分が殺がれ、きのうに続いてズル休みを決め込んでいた。...
ひぐらしの記

衆議院議員選挙、投開票日

きのうにはようやく、晩秋の好天気が訪れた。大空は天高い、胸のすく大海原模様だった。わが胸には、ワクワク感が躍った。私はバカでかいリュックを背負って、普段の大船(鎌倉市)の街へ、買い物へ出かけた。往復共に、定期路線の「江ノ電バス」(本社神奈川...
ひぐらしの記

寝起きの嘆き文

十月三十日(土曜日)、仕方なく、書くまでもないことを書き始めている。正直、苦しい胸の内にある。すっかり、心中に怠け心が巣作りしている。怠け心ゆえ、悶絶まではいかないまでも、苦悶が張り付いている。そしてそれは払いのけようにも払えない、わが生来...
ひぐらしの記

生きているだけ

長い夜、3:56。十月二十八日(木曜日)。目覚めたので起き出してきて、パソコンを起ち上げもう長い時間、頬杖をついている。無念無想という洒落た時間ではなく、悶々として何も浮かばず、いたずらに時が過ぎている。ひと言で言えば、つらい心境に陥ってい...
ひぐらしの記

記録

十月二十七日(水曜日)、書いている途中になぜか、停電に見舞われた。お手上げとなり、万事休す。慌てて眺めると見えようなく、どこかしこの家も真っ暗闇である。パソコンは機能不能となり、この先のキー叩きを諦めた。するとこんどはなぜか、数分後に明かり...
ひぐらしの記

無題

十月二十六日(火曜日)、寝起きにあって用意周到に、両耳に集音機を嵌(は)めた。開けっぴろげの雨戸を通して窓ガラスに映る外界のたたずまいは、いまだ真っ暗で真夜中のたたずまいにある。デジタル時刻に目玉を向けると、4:36と刻まれている。すでにわ...
ひぐらしの記

つらい、加齢現象

つらい。ああ、つらい!。この先の外出にはいっそうみじめな姿をさらけ出して、なおつらくなりそうである。これに輪をかけてほとほとつらいのは、わが外出行為が善良な人の心中をとことん悩ますことである。本当のところわが身に沁みて、つらく思えるものであ...
ひぐらしの記

タイガース、奮戦

十月二十四日(日曜日)、寝起きにあって書くことがない。そのため、わがファンとする阪神タイガースの奮戦を伝える記事を引用した。  【阪神、ヤクルトともに最短Vは26日 貴重なドローでついにゲーム差0】(10/23日、土曜日、20:56配信 デ...
ひぐらしの記

選挙カーは夢まぼろし

十月二十三日(土曜日)、現在は月末日(十月三十一日・日曜日)に投開票日をひかえて、衆議院議員選挙の選挙戦のさ中にある。期日前選挙はすでに始まっている。すなわち、参議院議員選挙と二分する、大事な国政選挙の選挙戦の真っ最中である。ところが、わが...