ひぐらしの記 春は過ぎる 4月24日(水曜日)。小雨そぼ降る晩春の夜明けが訪れている。このところ、朝日はかくれんぼしている。せっかくの好季節にあって、腑に落ちないところである。しかし、地震が起きなければ、泣き言はご法度である。なぜなら、自然界の恵みは、やはり箆棒であ... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 睡魔に恵まれず、悪魔に襲われている 4月23日(火曜日)。いまだ夜明け前にある。眠気はあるもののほぼ一晩中、悶々として寝つけず、しかたなく起き出している。朦朧頭であっても起きれば、パソコンを起ち上げるしかない。今や、かなしくつらい、わが性(さが)である。 悶える目覚めには、様... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 「文明の利器」(情報媒体) 4月22日(月曜日)。小雨降る夜が明けている。起きてネタなく、何を書こうかと、呻吟している。挙句、焼けのやんぱち気分である。そのせいであろうか、心の片隅にこんなことが浮かんでいる。主にそれらは、映画、ラジオ、テレビ、電話(固定・携帯)、パソ... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 マイナス思考、かつマイナス文章 4月21日(日曜日)。朝日は雲隠れしているけれど、それでもすでに明るい夜明けが訪れている。地震に因る身体の揺れもなく、穏やかな夜明けである。それなのに私は、心中にこんなことを浮かべて起き出している。わがマイナス思考の文章は、確かに人様のやる... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 追い詰められて「とんずら」 4月20日(土曜日)、もちろん、いい加減な気持ちではなく、必死に書いている。しかし、このところは、文章とは言えないものばかりである。ゆえに気分は、袋小路に入っている状態にある。挙句、そこから逃げ出すことにもがいている。これにちなんで心中には... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 ウグイスは朝寝坊 4月19日(金曜日)、すっかり夜が明けている。風雨まったくないのどかな朝が訪れている。きのうの寝起きは地震情報に驚いて、心が揺れた。だから私は、いつもこんな夜明けを願っている。さて、寝起きのきょうは、このことに驚いている。ウグイスもときには... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 寝起きに見た「地震情報」 4月18日(木曜日)。起きてパソコンを起ち上げて、いつもの習いにしたがい、メデイアの報じるニュース一覧項目を見た。すると、日本列島に大きな地震が起きていた。「2024年4月17日23時24分ごろ。震源地は豊後水道で、最大震度は6度弱、被災地... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 寝起きの心境 4月17日(水曜日)。自然界は晩春ののどかな夜明けを恵んでいる。命の鼓動は休んでは困るけれど、こんな文章は休んだほうがいいのかもしれない。わが文章は惰性に支えられて、ヨロヨロと継続が叶えられている。だから、惰性が途切ればたちまち、頓挫の憂き... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 無題 4月16日(火曜日)。頃は好し。のどかに、朝が来た。だけど、文章が書けない。いや、もう書けない。わが終末人生は、暗澹を極めている。「身から出た錆」、わが甲斐性無しのせいである。まさしく恥晒し、慙愧に堪えない。重ねて、忸怩たる思いがつのる。書... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 無題 4月15日(月曜日)。薄く晴れ模様の夜明けが訪れている。季節は晩春へ向かい、やがては風薫る初夏へ到達する。春の季節にあっては、寒の戻りや花に嵐を遠のけて、最も心地良い頃であろう。鶏に代わる早起き鳥のウグイスは、もう鳴いている。ウグイスは、人... ひぐらしの記前田静良