気分滅入る、夜明け

 4月25日(木曜日)。きのう、一日中ふり降り続いていた雨は止んでいる。しかし、朝日の見えない曇り空の夜明けが訪れている。予報によれば時を追って、晴れになるだろう。きのうは、雨をともなった季節外れの寒さにとことん往生した。だから、きょうの晴れの予報には心待ちする思いがある。
 昨夜の阪神タイガース対横浜ベイスターズ戦は、途中降雨による中断もあって、10時近くに終了した。試合開始は夕方の5時半だった。私は妻と共に延々、4時間半ほど見入った。試合結果は5対3で、タイガースが勝利した。しかし、ジャイアンツに勝ったときのような気分のいい勝利感は味わえなかった。なぜなら、ベイスターズはタイガースに次ぐ、贔屓する(ファン)チームである。
 試合が終わると、慌てて就寝した。やはり、タイガースの勝利は安眠(熟睡)を恵んだ。パソコントラブルに見舞われて、この先を書く気分を殺がれている。ゆえに、ここで余儀なく結文を決意する。タイガースは雨の中で勝利した。けれど、それに酔えない気分の夜明けである。