ひぐらしの記 晴れの夜明けの心象風景 5月17日(金曜日)。のどかに晴れた夜明けが訪れている。ウグイスが鳴いている。自然界の恵み横溢の朝である。歳月の速めぐりにあっても、こんな朝であれば毛嫌いすることなく、大歓迎である。やはりわが心身は、自然界の恵みにおんぶに抱っこされている。... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 無題 5月14日(火曜日)。きのうの土砂降りの雨は、どうやら止んでいる。しかし、未だに名残をとどめて、朝日はお出ましにならない。ただ、きょうの予報は晴れである。確かに、前面の窓ガラスを通して大空を眺めていると、いくらかその兆しはある。初夏の好季節... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 休みます 5月13日(月曜日)。夜明けは風雨荒れ模様、私は無念の継続です。きのうの小指のへまに懲りて、そして悔いて、きょうは謹慎に努めます。惰性の頓挫を免れるためにだけで、書いています。薬剤の副作用のためわが肉体は、あちこちが痛いです。能書に記された... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 「天佑神助」と「天祐自助」 5月11日(土曜日)。きのうのわが願いが叶ったのかもしれない。二日続けて、朝日輝くのどかな夜明けが訪れている。ゆえに地上の人間界には、天界の恵みが溢れている。いや人間界のみならず、ウグイスは喜び勇んで鳴いている。地中の虫けらも、土の温もりを... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 気分の好い夜明けにあっても「愚痴こぼし」 「目に青葉山ホトトギス初鰹」(山口素堂)。5月10日(金曜日)。頃は好し、風雨なくひっそりとのどかに晴れた夜明けが訪れている。自然界の恵みはくまなく万端である。日がめぐり、朝・昼・晩は時を変えて、必ずやって来る。そうであればいつも、こんな朝... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 嵐のように、揺れ動く心象 5月9日(木曜日)。風の強い曇り空の夜明けが訪れている。パソコンを起ち上げて、心中にこんなことを浮かべている。(「ひぐらしの記」は、わが終末人生におけるわが家の破綻、加えてわが夫婦の命の絶え時に向かう文章へ成り下がっている。恥ずかしいとは思... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 偕老同穴とも白髪 5月8日(水曜日)。ゴールデンウイークが過ぎて、人間界も自然界も正規軌道を回り始めている。この時季の自然界の正規軌道とは、人間の心の和む晴れの夜明けである。ところがわが家の場合は、反転回りである。きのうは妻の定期診断で、「大船中央病院」(鎌... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 生存 5月7日(火曜日)。生きて、「振替休日」明けの夜明けを向かえている。きのうは心臓と脳の異常発作に怯えて、静かな暮らしで一日を生き延びた。懸念していた状態は、現在までは免れている。ゆえにいつもと変わらず、起きてパソコンを起ち上げている。しかし... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 「休日病」とわが命 きのうの「こどもの日」にかかわる、「振替休日」(5月6日・月曜日)の夜明けが訪れている。人々の楽しみ多い、ゴールデンウイークのしんがりを飾るにふさわしい、晴れの夜明けである。しかし享楽の後には、楽しくない「ツケ」けがある。一つは、行楽帰りの... ひぐらしの記前田静良