前田静良

ひぐらしの記

勢いを増し続ける「新型コロナウイルス」

十二月十一日(金曜日)、勢いを増し続ける「新型コロナウイルス」。いまだに節目とも言えない途中経過に過ぎないけれど、現下そしてこの先にわたり、東京都のみならず日本社会が怯える状態だけに引用を試みたものである。  【東京 ついに600人台に 医...
ひぐらしの記

長い夜の終盤に身を置いて

十二月十日(木曜日)、長い夜も「冬至」(十二月二十一日)へ向かって、終盤にかかっている。現在(3:43)は寒くもなく、身体的には凌ぎ易いいまだ夜中にある。すでに一時間近く、メディアの報じる配信ニュースを読み漁っていた。ニュースの多くは、新型...
ひぐらしの記

人、鳥(鶏)、二様のウイルス惨禍

「現在ページ」は日に日に「過去ページ」へ移り、「未来ページ」はまったく無縁である。十二月九日(水曜日)、起き立てのわが思いである。  さて、人間界は新型コロナウイルスに翻弄され、鳥類は鳥インフルエンザウイルスの脅威に晒されている。千万羽を超...
ひぐらしの記

ストレス病

十二月八日(火曜日)、気分重たく起き出している。実際には、胃部あたりに不快感をおぼえている。あれこれと脳髄をめぐらしても、原因不明である。強いて原因を探せば、わが人生に付き纏うストレス病なのかもしれない。対人関係の少ない現在のわが日常生活に...
ひぐらしの記

寒い朝の愚痴こぼし

十二月七日(月曜日)、遅く起き出して来た(5:32)。そのため、あわてふためいて、走り書きを強いられている。きょうは、早出の歯医者の予約通院日である。こんな予定がある日の私は、平常心を失くしてオチオチとしておれない。明らかなとばっちりは、執...
ひぐらしの記

不意打ちの「寒気団」

十二月六日(日曜日)、悪夢にも魘(うな)されたけれど、それよりなにより寒さが身に堪えて、起き出してきた(3:54)。いよいよ冬将軍のお出ましかな! と、思える寒気著しい長い夜に身を置いている。だからと言って私は、自然界の仕打ちにたいし、手の...
ひぐらしの記

「無題」にしようかな

十二月五日(土曜日)、いまだに真っ暗闇だけれど、長い夜の夜明け間近にある。悪夢に魘されず久しぶりによく眠れた。私にすれば願ってもない快眠! と言えるであろう。もちろん起き立ての気分は、さわやかである。人生にあって身近なことでは、快眠ほど素敵...
ひぐらしの記

復習「身につまされる」

意識して新型コロナウイルスにかかわる文章を避けようと思えばネタなく、無理やり書けばこんなことしか書けない。きのうは慣用句、「狐につままれたよう」の復習を試みた。するときょう(十二月四日・金曜日)は、目覚めて寝床の中で、このことばを浮かべてい...
ひぐらしの記

慣用句「狐につままれたよう」

きのう(十二月二日・水曜日)の文章で私は、気温高く暖かい日をもたらしている、自然界の恵みのことを書いた。この時期にすれば思いがけない暖かい日の恵みを、私は素直に喜んでいたのである。ところがきのうは、急転直下気温低く、途轍もない寒い日に見舞わ...
ひぐらしの記

めぐりきた年の瀬

きのう(十二月一日・火曜日)から、今年(令和二年・二〇二〇年)の最終月に入っている。残りひと月とはいえ世の中が新型コロナウイルス禍にあっては、オチオチしておれない年の瀬となりそうである。まさしく、恐々(きょうきょう)とする年の瀬である。  ...