ひぐらしの記 共に老いた、配偶者 2月7日(火曜日)。きのうぶり返していた寒気は、きょうは緩んでいる。本格的な春に向かって、特有の季節のめぐりである。2月はこんな日を繰り返しながら、暖かい確かな春三月が訪れる。その前にはこれまた、季節特有の「春一番」が吹く。自然や季節は老い... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 他人様との会話を望む日常 2月6日(月曜日)、起き出してみると、寒気がぶり返している。書くネタもない。寒気に震えるより、休んだほうが身のためである。しかし、パソコンを起ち上げてしまった。せっかくだから一つだけ、わが現在の関心事を書き止めたい。新型コロナウイルスの感染... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 春の恵み 2月5日(日曜日)、いくらか寒さを感ずる夜明け前にある。しかしながらもはや、たいしたことはない。季節は三寒四温という季節用語をたずさえて、確かな春へ向かっている。きのうは「立春」(2月4日)、昼間の陽気は体に汗が滲むほどのポカポカだった。茶... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 立春 「立春」(2月4日・土曜日)。春は風・嵐。草木は芽吹く。春眠。季節はめぐる。わが残りの命は短く縮む。起き立てに浮かんでいる、立春にちなむわが感慨である。一年の始めの日は元旦である。春夏秋冬・四季の始めの日は立春である。すなわち立春は、季節め... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 節分 2月3日(金曜日)「節分」、私は寒気を遠のける「春の節分」を首長く待っていた。それゆえに、インターネット上に記載の節分にかかわる人様の文章を読んで、ワクワク童心返りを試みた。下記する引用文は、節分にかかわる似たり寄ったりの文章を「」(かっこ... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 春の証しの寝坊助 2月2日(木曜日)、「春眠暁を覚えず」の候にはまだ早いけれど、久々に寝坊助を被り心が焦っている。そのため、きょうは休もうと思いながら、パソコンを起ち上げている。夜明けの明かりは未だないけれど、デジタル時刻は6:13と刻まれている。いつもは真... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 2月1日 1月から月が替わり、きょうは2月1日(水曜日)。寒気は、かなり緩んでいる。それもそのはず寒気は、「大寒」を擂り鉢の底にして、春という確かな出口へ、一足飛びに駆け上っている。気象は、出口へ向かう最後の悪あがきにある。 「2/1 日中は気温上... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 寒い朝 1月31日(火曜日)、きょうでもう、新しい年のひと月が過ぎる。命は早鐘を鳴らし、時々刻々と縮んでゆく。自分自身の命なのに、それを止めることはできない。これほどもどかしさを感ずるものが、ほかにあるのであろうか。やはり、不断「ピンピンコロリ」を... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 「生存は美」 1月30日(月曜日)、生きている。かなりの「春ボケ」なのかもしれない。愉快ではないけれどいくぶん、いつもとは異なる気分で起き出している。 「生存は美」だ。とりわけ人生の晩年に在るのは、確かな「美」と言っていいのかもしれない。きのうの私は、... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 「雪害」 1月29日(日曜日)、つくづくバカな私である。雪や霰(あられ)やこんこんではなく、起きて、コンコンと咳をしている。春の足音コツコツなのに、どうやら風邪をひいたようである。日本語にあってバカは、「うすのろまぬけ」ともいう。「こんなはずじゃなか... ひぐらしの記前田静良