ひぐらしの記 長崎、原爆の日 8月9日(水曜日)、夜のうちに小雨が降って、夜明けには上がっている。電線には雨粒が膨らんで、とどまっている。まもなく、朝日がつぶしそうである。こんな夏の朝もいい。その証しに、寝起きの気分はほぐれている。しかし、書き添えなければならない。 き... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 『朝はどこから』 童謡『朝はどこから』(作詞森まさる 作曲橋本国彦 唄岡本敦郎)。 「朝はどこから来るかしら あの空越えて 雲越えて 光の国から来るかしら いえいえそうではありませぬ それは希望の家庭から 朝が来る来る 朝が来る おはよう おはよう 昼はどこ... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 雨、雑感 8月7日(月曜日)。眼下の道路にはきのう降った雨の跡かたがまだあるものの、すっきりと晴れた「夏の朝」の夜明けが訪れている。パソコンを起ち上げるとすぐに、インターネットの記事を閲覧して、雨の降り方をおさらいした。いや多くは、いまさらながらに新... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 夏の木陰 8月6日(日曜日)、朝日の見えない曇天の「夏の朝」が訪れている。ちょっぴり気分を殺がれているけれど、夏の朝の心地良さには変わりない。ところが、心地良さは夏の朝一辺倒ではなく、昼間の「夏の木陰」もまた、楽しからずや! である。 わが家最寄りの... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 夏風邪憂鬱、かき氷快感 8月5日(土曜日)、朝日輝く爽やかな夏の朝が訪れています。網戸を通して、涼やかな夏の朝風が入っています。幸いにも私は、生きています。ところが、気分は憂鬱です。毎年見舞われる夏風邪をひいたしまったせいです。市販の薬剤、「コルゲンコーワ・鼻炎ソ... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 「夏の朝」三れんちゃん 8月4日(金曜日)。また、朝が来た。そして、出合えた。このことは、このところやけにうれしさつのる気分をなしている。なぜなら、まだ生きている証しである。確かに、この先、朝は必ず訪れる。だけど、私が必ず出合えることはない。それゆえに、きょうもま... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 再びの「夏の朝」礼賛 8月3日(木曜日)、このところの定番の表現をなす、心地良い「夏の朝」が訪れている。しかし、いくらか悪乗りをして、こんなことを心中に浮かべて起き出している。浮かべていたことは、身も蓋もないこんなことである。夏の朝はこの先、途切れることなく未来... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 心地良い「夏の朝」 書くこともない、浮かぶものもない、夜明けが訪れている。8月2日(水曜日)、しいて書けば、心地良い夏の朝が訪れている。たったこれだけの文章にあっても、私は表現に苦慮した。すなわちそれは、似たもの「夜明け」そして「夏の朝」の用い方である。実際の... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 8月初日 8月1日(火曜日)、デジタル時刻は、3:09と刻まれている。ウトウトさえにも寝付けず、日を替えて0時過ぎあたりから、寝床で煩悶に苛まれていた。雨戸を閉めていない寝室の寝床に寝そべっていると、まるで間欠泉のごとくに稲光が煌めいてくる。稲光をい... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 7月最終日 7月最終日(31日・月曜日)、清々しい夏の朝が訪れています。ウグイスはいまだに朝っぱらから、高音を囀り続けています。ところが、先日はセミの初鳴き声を聞きました。セミの声に出番を奪われるウグイスの声は、この先、日ごとに切なさを帯びて、やがては... ひぐらしの記前田静良