8月6日(日曜日)、朝日の見えない曇天の「夏の朝」が訪れている。ちょっぴり気分を殺がれているけれど、夏の朝の心地良さには変わりない。ところが、心地良さは夏の朝一辺倒ではなく、昼間の「夏の木陰」もまた、楽しからずや! である。
わが家最寄りの「半増坊下バス停」には、一基のベンチが置かれている。それに座ると頭上には、付近の緑道(グリーンベルト)に植込みの桜木の葉桜が垂れ下がる。今時の葉桜は、限界なまでに深緑をなしている。その下すなわち、ベンチに座ったり、付近に佇んで、巡って来るバスを待っていると、木陰と夏風のコラボレーション(協演)の恩恵を享ける。日光を遮り、冷えた夏風が全身にあたるとすこぶる気分良く、たちまち私は、「夏の木陰」の楽しさに酔いしれる。その恩恵に報いるため冒頭に、そのことを書いたのである。
きのうは念願のかき氷を食べたことで図に乗り、書き殴りで長々と書いた。謹んで詫びるところである。その罪償いにきょうは、短い文章で結文を決め込んでいる。
きょうには、夏の高校野球大会(兵庫県西宮市・阪神甲子園球場)が開幕する。一方、日本大学(日大)は、アメフト部の不祥事で揺れている。高校球児に関係はない。だから私は、晴れて代表校に選ばれて出場する、日大山形(山形県代表校)、日大三高(西東京代表校)、土浦日大(茨城県代表校)、大垣日大(岐阜県代表校)を応援する。
きょうの文章は、これでおしまいである。長い文章を詫びた証しになるであろうか。いや実際のところはネタ無しゆえの、止もう得ない短い文章である。
曇天を撥ね退けて、朝日が輝き出している。きょうの買い物行動では、「夏の木陰」を満喫できそうである。礼賛の証しに表題は、「夏の木陰」でいいだろう。