ひぐらしの記

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出会いの月、4月1日

4月1日(土曜日)。頃は良し、生きているのに、さしたる感慨はない。世の中は心寂しい別れの月(3月)が去って、新たに心楽しい出会いの月へと入れ替わる。しかしながら私には、不意の親類縁者あるいは自分自身との別れはあっても、もはや出会いは一切ない...
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起き立の妄想

3月最終日(31日・金曜日)の夜明け前にある(4:45)。「春眠暁を覚えず」には程遠い。熟睡に誘われず、仕方ない起き出しである。もちろん、モチベーションは低下し、文字どおり気力は損なわれている。起き出しながら、脈略なくこんなことを浮かべてい...
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春三月は、ブービー

3月30日(木曜日)、春三月のブービー日を迎えている。現在の時刻は(4:19)であり、窓の外は暗闇である。だから夜明けてみないと、天気の良し悪しを知ることはできない。ただ、きのうの気象予報士によれば、きょうの昼間は晴れになるという。気象プロ...
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ようやく、雨・風・嵐止んで、再始動

3月29日(水曜日)、起きてきて、脇のカーテンを開いた。一基の外灯が闇夜を照らしている。舗面を見る。雨はない。山の枝木と葉っぱの揺れはない。ようやく、雨・風・嵐のない、夜明けになりそうである。わが脳髄は、未だ睡眠状態を断ち切れずに空っぽであ...
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三年は、人間事情を変える

3月28日(火曜日)。寝床から起き出し、パソコンを前にして、こんなことを浮かべている。生前の母は「三日坊主」と知りすぎて、私に対ししょっちゅう「するが辛抱、三日、三月(みつき)、三年」という、人生訓を垂れていた。すなわち母は、人生行路におい...
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別れと出会い

3月27日(月曜日)。自然界にあって、頃は桜の花の季節である。咲けば散る。いや、散らされる。桜の花にたいしまるで感情があるごとく、いじわる根性を丸出しにしているのは「雨・風・嵐」である。このところの桜の花にたいする雨・風・嵐の妬みと悪態ぶり...
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雨・風・嵐の仕打ち、桜の花に対するわが情け

3月26日(日曜日)。窓の外は真っ暗闇にあって、夜明け模様は描写できない(4:46)。窓ガラスに掛かる二重のカーテンを開くことなく、私はパソコンを前にして椅子に座っている。起き立ての洗面にあっては歯を磨き、固定剤をたっぷりまぶして入れ歯を入...
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嵐にいじめられた「桜道」

3月25日(土曜日)。いよいよ春はきのうの彼岸明け(24日)を境にして、仲春から晩春へと向かい深まりゆく。一年めぐりの桜の花は、それに応じて花時を替えて、しだいに葉桜へと移ってゆく。そしてその先は、緑や黄・紅などに色を変えながら、やがて葉を...
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WBC,うれしい余聞

3月24日(金曜日)。「春眠暁を覚えず」の頃にあって、台無しの馬鹿げた時刻の起き出しである(3:56)。就寝時は、難聴の耳にさえばっちり轟く雨降りだった。花に雨、いや花に嵐はつきものとはいえ、天変地異の前触れかと思うほど、びっくり仰天した。...
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WBC、日本宿願を叶えての三度目の優勝

3月23日(木曜日)、夜明け前にある(5:03)。この二日、WBC(ワールド ベースボール クラシック)のことを書いたので、きょうは仕上げの決勝戦の結果を書いて、記録に留めるものである。WBCは、今回の大会で五度目である。日本は一回目と二回...