現代文藝社出版図書案内

現代文藝社出版図書案内

当社発行の本の照会をしています。

当社の出版本は蒼天書林サイトへ掲載(一部)、ネットで購入もできます。
http://sohtensyorin.web.fc2.com/index.htm

下記の出版本の問い合わせは現代文藝社まで

若紫燦歌

若紫燦歌
倉坪智博著

46判 218頁 並製本
非売品
ISBN978-4-906933-28-0

 本著は論考「源氏物語の底流を求めて」の他、短歌四編、随想、小説三編を収録。特に「源氏物語の底流を求めて」は、登場人物の影の部分に深く入り込み、独自の見解を展開していて興味深い。いずれも本社発行の文芸誌『流星群』に発表した作品群である。

ユーデットの夏 (品切れ)

「春にぞあらまし」が第28回神奈川新聞文芸コンクールで佳作
ユーデットの夏(品切れ)
倉坪智博著

46判 上製本 248頁
定価 2,000円

 離婚を決定するため、夏休みにヨーロッパ旅行をする三十六歳の高校の美術教師である美沙とウィーンで建築デザイナーを目指す日本人留学生の羽鳥との恋、キャリアウーマンで職場の上司を恋する彼の異母姉、ニ組の男女の屈折した恋愛を描いた表題作の他に「ルツェルンにて」「春にぞあらましの二作を収録。

波うちよせる家(品切れ)

第二十九回泉鏡花記念金沢市民文学賞受賞
波うちよせる家(品切れ)
遠矢徹彦著

46判 並製本 224頁
定価 1,800円+税

 私の従兄で医療労働領域のすぐれた活動家だった泉名武郎は、都会の生活に疲れ、妻子を連れて帰郷した。その彼から一度遊びに来ないかと手紙が届き、私は休暇を取って訪ねていく。五年ぶりに出会った武郎に私が見たものは……。表題作の他に「ボルバの行方」「ぼくが木の鳥を削り終える日」「光る鍵」「18号棟」の四篇を収録。(新日本文学会出版部発行・現代文藝社製作編集)

いま 花鳥がとぶ

いま 花鳥がとぶ
上田めぐみ著

A4 判 上製本 32頁
2、000 円
 

 著者は小学校の教員を続けながら執筆を続けている。菜の花畑や麦畑、鶏や豚や牛の居る牧草園、桃の花ざかりの果樹園、そんな自然の中にある学校に通う絵里が、クラスで突然「仲間はずれ」にあった。子供達の勇気が大きな力になり、新しい仲間やクラスを築いていく。小学生向け絵本。この本は出版後著者の職場や広く地域で読み継がれている。

島童子(しまわらび)

島童子しまわらび


才谷 次呂著

46判 並製本 58頁
定価 1,200円

 詩画集。どこまでも澄みきった大海原に向って立っている家々の素朴なたたずまいの中で、「島」の少年は、昼は太陽の下で走りまわり、夜は島独特の神秘の世界に心引かれていく。月の輝くある夜に、少年は『月の果実』を捜して大海原に舟を出し、試練の旅に出る。

時を歩く

日本自分史普及協会のホームページで推薦の本
時を歩く
河合佳兵衛著

46判 上製本 206頁
定価 1,300円
 随筆集。著者の小、中学校の思い出「遠い日」、日常生活の中で拾った題材「時を歩く」、気ままな旅をしながら見聞きし感じたこと「旅随筆」の三章。三十三年間の公務員生活を経て自ら遊び人と称し、無規律、非生産的な消費型の暮らしを楽しむ著者独自の生活観。

頑丈で快適なわが家が めちゃ安で建つ

頑丈で快適なわが家が
めちゃ安で建つ
松田源治著

A5判 並製本 250頁
定価 2,000円
 本書は「資金が少ない。でもどうせ建てるなら頑丈で快適なわが家を建てたい」という願いを実現した著者が、マイホーム建築と材木屋十五年、木造建築の管理・監督十一年の経験を土台にして、「めちゃ安で建つマイホーム」を具体的にわかりやすく紐解きした必読書。

短歌・エッセイ集 水辺恋う

短歌・エッセイ集
水辺恋う
中村圭尹子著

46判 200頁 並製本( カバー有)
定価 2,000円
ISBN978-4-901735-29-2
 著者は脳性麻痺で車椅子生活を余儀なくされた障害者である。しかし彼女の生き方は積極的である。結婚して一児を産み育てた。「人間として、女としてどうありたいかということを基本において、これまでの人生を生きてきた」(あとがきより)。まさにそうした日々の暮らしの中から生まれた思いを作品にし、発表し続けてきた。彼女を支えるたくさんの人々に囲まれて、「今更ながらはっきりと気付いたことは、私はどんなに恵まれ、幸せ者であるかということだ」(あとがきより)と、彼女は言い切った。

夕霧物語

夕霧物語
竹本道正著

46判 144頁 並製本(小口折)
定価 1,200円
ISBN978-4-901735-25-4
 戦国時代も幕をあけたばかりのことであると始まる本著は、争いを好まぬ佐貫城主桃井隆景が家臣の裏切りにより、隣国の峯上城主佐々木信虎に責め滅ぼされ命を落とした。その忘れ形見である夕霧丸は家臣の手によって秘かに城の外へ連れ出される。夕霧丸の命を狙う佐々木信虎と桃井再興を願う落ち延びた家臣たちとの壮絶な闘いを描いた物語である。

葉子のびっくりまんじゅう

葉子のびっくりまんじゅう
遠藤恭子著

B6版 並製本 96頁
1,000円
ISBN4-901735-19-5
 著者は北海道札幌市で「グランドスナック葉子」を経営している。小さい時から身辺に起る危険なことを前もって感じ取り、未然に防ぐことができた。それが的中すると、周囲の人々から感謝されるどころか気味悪がられ、肉親ともたびたびぶつかって、二十四歳で家を出た。著者はそんな自分の不思議な力が何であるのか悩んだこともあったが、とにかく自分の信じる道をまっしぐらに生きてきた。そして、人に笑われようが変人扱いされようが、自分に与えられた天性に感謝し、自分で自分の道を切りひらいていこうという境地にたどり着いた。