ひぐらしの記 梅雨入り劈頭の朝ぼらけ 6月22日(土曜日)。梅雨入り劈頭(へきとう)にあって、のどかに晴れた夜明けが訪れている。わが精神は静かに落ち着いて穏やかである。長く気分を迷わし続けていた、気象庁の梅雨入り宣言が決着したためである。もちろん、気分の落ち着きは万全ではない。... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 「夏至」 私の重なるミスで、掲示板は汚れていた。ゆえに、心が沈んでいた。掲示板は、大沢さまが綺麗にしてくださった。わが心、晴れ晴れの夜明けである。だったら気分良く、麗しい文章を書きたいところである。しかし一方、私にはそうはいかない歯がゆさがある。それ... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 朝駆けの掃除ののちの文章 6月20日(木曜日)。晴れてのどかに夜明けが訪れている。あすは「夏至」(6月21日)、昼間の長いブービーである。今朝は文章を書くのは諦めて、5時前あたりから道路の掃除を開始した。おとといの雨上がりの道路は、きのうの日照りで、ようやく掃除に耐... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 ただいま謹慎中 6月19日(水曜日)。きのうは一日中、強雨ならぬ嵐に見舞われていた。なのに、雨は止んで、満天青く朝日輝く夜明けが訪れている。しかし、梅雨の合間の晴れ(好天)とは書けない。実際にはいまだ、気象庁の梅雨入り宣言前の好天(天恵)である。きのうの雨... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 梅雨入り宣言間近の夜明け 6月18日(火曜日)。二度寝にありつけずまだ暗闇の中で、眠気眼と朦朧頭に見舞われて起き出している。パソコンを起ち上げる前に窓辺に近づいて、二重のカーテンと窓ガラスを開いた。道路は一基の外灯に濡れて光っていた。それでも飽き足らず私は、右腕を空... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 作者の恥 6月17日(月曜日)。今朝も明るく晴れている。関東地方にあってはいまだに、気象庁の梅雨入り宣言はない。ちょっぴりは降っても長続きしないから、宣言のしようがないのであろう。職業柄、気象庁に勤務の人たちは、かなり気を揉んでいるかもしれない。だか... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 「ひぐらしの記」誕生日 6月15日(土曜日)。薄雲を抱いて青く晴れた夜明けが訪れている。体調不調に見舞われている。認知知能も衰えている。きのうは、休んだ。きょうは、私自身がきょうあたりと勝手に決めている、「ひぐらしの記」の誕生日である。だけど、何歳になるのか? 記... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 無実の罪で牢屋入り 6月13日(木曜日)。田園に立っている案山子(かかし)は、人間に見える。道端に佇む私は、案山子に見える。わが脳髄は、空っぽのほうがましである。だけど、屑がいっぱい詰まっている。もう、こんなことしか、書けなくなってしまった。夜明けは、必ずやっ... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 ウグイスと私 6月12日(水曜日)。寝坊した夜明けにあって、朝日がキラキラと輝いている。慌てふためいている起き立てにあって、まったくネタが浮かばない。こんなときは、休めば恥をかくことはない。ところが、パソコンを起ち上げてしまった。気乗りのしない、後の祭り... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 アジサイの心境、わが心境 6月11日(火曜日)。やはり、気象庁の梅雨入り宣言は遅れるのであろうか、朝日がキラキラと輝く夜明けが訪れている。山の法面にわが手植えのアジサイは、艶を湛えて見事な色を成している。しかし、アジサイとて梅雨入り宣言を前にして、気分は穏やかではな... ひぐらしの記前田静良