ひぐらしの記 ことばをかえて、きょうは「自然界、絶賛」 十二月二日(木曜日)、時は年の瀬へ向かっている。この時季に飛翔する鳥の多くには、「冬鳥」と名づけられている。季節にかかわらずわが庭中にやってくる鳥には、スズメ、メジロ、シジュウカラ、コジュケイがいる。はたまた、あまり歓迎しないけれど、ヒヨド... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 わが気分を癒す、大空 十二月一日(水曜日)、とうとう今年(令和三年)の最終月が訪れた。今年もまた、つらい一年だった。いや、とりわけ、つらい一年だった。しかしながらつらさは、今年かぎりで打ち止めとはならない。それどころかこの先、生きているかぎり毎年、いや増してゆく... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 残念無念、「きょうの出来事」 加害者無き被害者の現われは、まさしく天災同様である。新型コロナウイルスはようやく収束に向かいつつあり、このところは気分の落ち着きに恵まれていた。ところが好事魔多し、再びこれにまつわる新たなニュースが伝えられた。「泣き面に蜂」の痛みなどはるか... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 殴り書きは、もはや宿病 十一月二十九日(月曜日)、寝床から抜け出してきた。とっくに夜が明けている。こんな状態では時間に急かされて、文章は書けない。だから、文章とは言えない殴り書きと走り書きの共存で、でたらめに指先を動かしている。 確かに、このところの私は、寒気に... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 寒い朝 十一月二十八日(日曜日)、寒い夜明けが訪れています。起き立ての気分は萎えて、文章が書けません。この先は、継続の途絶えのこんな日ばかりになりそうです。いまだ寒気は序の口であるのになさけなく、わが身を恥じて、嘆いています。寝起きの私は、気分高揚... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 連ちゃん! 書き殴りの妙 十一月二十七日(土曜日)、このところはずっとだけれど、パソコンを起ち上げても長く頬杖をついている。明らかに、危険な兆候の一つである。きのうは買い物のついでに、大船(鎌倉市)の街に存在する「行政センター(市役所分室)」へ入館した。十数年ぶりと... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 書き殴り、「わが日常生活」 危ない兆候はいくらでもある。半面、年年歳歳、安寧な気分や楽しみは薄らいでゆく。老体をかんがみれば、仕方のないことである。しかし、現在のところは幸いにも、わが身体には大きな病はとりついていない。実際のところで薬剤にすがっているのは、緑内障の進... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 暮らし 人は、目覚めると起き出してくる。朝の訪れである。人は、眠くなると床に就く。夜の訪れである。この間の昼間にあっては、人はそれぞれにさまざまな生存の営みに着く。日常生活、すなわちこれ「日暮らし」と言う。日暮らしの連なりは、「暮らし」である。こと... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 「勤労感謝の日」 才能ある者はその上に努力を重ねる。無能な者はその上に怠惰を重ねる。私は根っからの後者である。コンプレックスと自虐精神に苛まれて文章が書けない。実際のところは、書く意欲の喪失に見舞われている。わが精神状態を虐めるかのように、長い夜は加速してい... ひぐらしの記前田静良
ひぐらしの記 元横綱・白鵬、親方と解説者デビュー 現在、開催中の大相撲九州場所(福岡国際センター)は、きのう(十一月二十一日・日曜日)、折り返し点の中日(なかび)を迎えた。中日を終えて無傷の八連勝で勝ち越しを決めたのは、番付どおりに横綱照ノ富士と、大関のひとりである貴景勝の二人だけとなった... ひぐらしの記前田静良