六月二十八日(火曜日)、メディア報道からの一部抜粋の引用文(毎日新聞 © tenki.jp 提供)を記している。「きょう27日、気象庁は『関東甲信地方、東海地方、九州南部が梅雨明けしたとみられる』と発表しました。関東甲信地方は平年より(7月19日ごろ)より22日早く、昨年(7月16日ごろ)より19日早い梅雨明けで、統計開始以来最も早い梅雨明けです。6月中の梅雨明けは、6月29日に梅雨明けした2018年以来4年ぶりとなります。東海地方は平年より(7月19日ごろ)より22日早く、昨年(7月17日ごろ)より20日早い梅雨明けで、6月中の梅雨明けは1963年(6月22日ごろ)以来です。九州南部は平年(7月15日ごろ)より18日早く、昨年(7月11日ごろ)より14日早い梅雨明けで、6月中の梅雨明けは1955年(6月24日ごろ)以来です。」
この引用文に付け足すものは何もない。ただ、驚く表現を心中に浮かべている。アッと驚く為五郎、度肝を抜かれる、びっくり仰天、青天の霹靂などが咄嗟に浮かんでいる。言うなればわが掲げる生涯学習の現場主義である。もちろん、まだたくさんの表現がある。しかし浅学非才、わが脳髄に咄嗟に浮かぶはずもない。あえて付け足すとすれば、この二つある。一つは、梅雨明けの速さである。そして一つは、ほぼ例年みられる豪雨などによる災害なく、すんなりと明けたことである。後者など、こんなに早く暑い真夏が来たと言って、恨んだり嘆いたりすることはない。いや、思いもよらない吉報であり、この上ない天の配剤すなわち天恵である。
このところの習癖、私は二度寝にありつけず仕方なく起き出してきた。現在はいまだ五時前である。それゆえ、執筆時間は焦ることなくたっぷりとある。しかし、それをいいことにしてこの先、駄文を連ねることは野暮である。寝床にとんぼ返りをしても、たぶん悶々とするだけであろう。引用文そして駄文は、これでさらばである。ならば、道路の掃除、さらには草取りの後片付けでもしよう。梅雨が早々に明けて、一足飛びに快い夏の夜明けが訪れている。