前田

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掟(おきて)破り

九月八日(木曜日)、小雨模様の夜明けを迎えている。九月になって早や一週間が経つけれど、ちっとも秋らしくない天候が続いている。せっかくの好季節にあっては、至極残念無念である。しかし、自然界の営みゆえに、恨みつらみはない。恨みつらみは、人間界の...
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私の庭

ただ今六時十一分、もちろん朝です。窓を開けて昨日のことを思い出した。そうだ、月下美人の開花を見るのだった。さかなクンではないけれど、「ギョギョギョ」である。すっかり忘れてしまっていた。月下美人の花は人知れず咲いて、うなだれている。今朝も雨が...
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私の庭

本日は私の庭も雨模様。しとしとと降り続いている。月下美人の開花が始まりそうだ。蕾の先がポカンと開いて、夜を待っている。晴れた月夜を待っていればようものを。へそ曲がりな美人さん。何回見てもあきないこのとき。ときめきはもうないけれど、咲いてくれ...
ひぐらしの記

わが人生における最大難渋、それはデジタル社会

九月七日(水曜日)、いまだ夜明け前の暗闇である。目覚めたゆえに起き出している。文章を書く時間はたっぷりとある。ところが書けない。文章は心象風景が醸す描写である。気力充実、気分上昇のおりにはやたらと書ける。しかし、その逆のおりはまったく書けな...
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わが人生における最大難渋、それはデジタル社会

九月七日(水曜日)、いまだ夜明け前の暗闇である。目覚めたゆえに起き出している。文章を書く時間はたっぷりとある。ところが書けない。文章は心象風景が醸す描写である。気力充実、気分上昇のおりにはやたらと書ける。しかし、その逆のおりはまったく書けな...
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私の庭

またまた月下美人の登場である。珍しくもないけれど、今年二回目の花である。開花は明日ぐらいだろうか。それにしてもこれを除いて、現在しっかりとした蕾が十一個もついているのだ。こんなこと初めてである。全て同時に花開いたら見事であろう。またそのほか...
ひぐらしの記

わが人生の最大幸福

九月六日(火曜日)、体調崩れて憂鬱気分に取りつかれている。身体が損なわれるのは加齢のせいであり、もはや抵抗のしようはない。しかし一方、精神の傷みは、加齢とは関係ない。それは、わが克己心の弱さである。大袈裟に書いたけれど、いまだに夏風邪が癒え...
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わが人生の最大幸福

九月六日(火曜日)、体調崩れて憂鬱気分に取りつかれている。身体が損なわれるのは加齢のせいであり、もはや抵抗のしようはない。しかし一方、精神の傷みは、加齢とは関係ない。それは、わが克己心の弱さである。大袈裟に書いたけれど、いまだに夏風邪が癒え...
ひぐらしの記

表題のつけようのない、戯言(ざれごと)

九月五日(月曜日)、いつもの習性すなわち二度寝にありつけず、真夜中みたいな時に起き出している。このことだけですでに、十分疲れている。私の場合は、安眠こそあらゆる薬剤に勝る、効果覿面の薬剤である。安眠、すなわちこんなたやすいことさえ叶えられな...
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表題のつけようのない、戯言(ざれごと)

九月五日(月曜日)、いつもの習性すなわち二度寝にありつけず、真夜中みたいな時に起き出している。このことだけですでに、十分疲れている。私の場合は、安眠こそあらゆる薬剤に勝る、効果覿面の薬剤である。安眠、すなわちこんなたやすいことさえ叶えられな...