第85集 無味乾燥、会話を失くしつつある人間社会

2023.2.10発行
第85集
無味乾燥、会話を失くしつつある人間社会
              前田静良著

               2,000円
ISBN978-4-906933-95-2

収録作品      

 異国少年、横綱「白鵬」引退、引用文/交情/戦いは余生へ続きそう……だったら悲憤慷慨/もとより秋は……寂寞/気の揉める秋/遅れてきた「秋万歳」/長い夜はいまだ序の口/引き潮/生存の証し/去就/生存のかなしさ/タイガース、奮戦/グルグルめぐる雑念/つらい、加齢現象/無題/記録/生きているだけ/寝起きの嘆き文/衆議院議員選挙、投開票日/晩秋の朝夕の実体験/「文化の日」/「惜別、晩秋」/「太陽」の威光と、自然崇拝/「晩秋、賛歌」/「立冬」/悪夢だけが旺盛/罪つくり、「雉も鳴かずば撃たれまい」/とてもつらい、私事/心身震える、夜明け前/戸惑いをおぼえた「東京行」/早鐘、乱れ打ち/後ろめたい「安楽」/中冬の陽射し/嗚呼、無題/元横綱・白鵬、親方と解説者デビュー/「勤労感謝の日」/暮らし/書き殴り、「わが日常生活」/連ちゃん! 書き殴りの妙/寒い朝/殴り書きは、もはや宿病/残念無念、「きょうの出来事」/わが気分を癒す、大空/ことばをかえて、きょうは「自然界、絶賛」/年の瀬のしるし/感極まる、ご投稿文に出合って……/生存のための手入れ/身に沁みる「苦悩」/真夜中の迷い文/睡眠薬を買えば、済むことだが……/夜は長い/二月一日/華の兄弟・惜別/「一日多善」/立春/日向ぼっこ/太陽光線、礼賛/一陽来復/頓挫を恐れて……/ままならない、睡眠生活/二月十日、降雪予報/色褪せた「結婚記念日」/恥ずかしや、無題/人間に負荷されるもの、それは努力!/また、無題/コロナの出口 /雨の日曜日/余儀ない外出予定/天皇誕生日/ほとほと、無念/春が来て、いや春が来ても /感謝!/困惑中のパソコンのメール機能(受信)/無味乾燥、会話を失くしつつある人間社会/きょうから、春三月/「ひな祭り」(桃の節句)/ケチなわが考察/【領土】/春先、今どきに偲ばれる懐郷/啓蟄/「嗚呼、無情」/平和/寝起きの述懐/「東日本大震災」十一周年、わが感慨/わが心身に漂う、閉塞感/わが生涯学習の祟りなのか?/「文は人なり」、わが文章の評点は「0点」/あてずっぽうの「人生考」/わが身体事情/絶えず、脅かされる「命」/恐ろしさ、「地震、地震、地震、地震」/詫び、謝辞は尻切れトンボ/「春分の日」
カバー・表紙・扉絵/武田英子