つらい夏の朝

 7月13日(木曜日)、目覚めてみると夜が明けている(6:28)。きょうは時間にせっつかれて、文章は書けない。真夜中に目覚めてうろうろしていたため、寝床に寝そべるといつの間にか、眠りこけていた。もちろん、ぐっすり眠れたとは言えない。しかし、それでも睡眠に恵まれて、寝起きの気分だけは快感である。しかしながら一方、心急いて文章は書けない。だけど、一つだけ書いておかなければならないことがある。きょうは「7月盆」の入り日である。様々な思いが交錯する中にあって、「御霊新入りの次兄の悔しさ」が、わが胸を締めつけている。到底、「迎えに来ました」とは言えない。夏の朝にあって、わが胸の痛みがまた一つ増えた。どこまで続く、夏の朝のわが胸の痛みであろうか。きょうは確かに駄文、しかしどんな名文を書いても、読んで誉めてくれるきょうだいは、もはやだれもいない。つらい夏の朝である。