7月8日(土曜日)、曇天の梅雨空の朝が来た。梅雨は明けそうで明けない。一年のめぐりはやけに早い。この先、わが身辺にはどんなことが起きるのか。いよいよ、「ひぐらしの記」は終焉の時が来た。起き出して来て、わが心中に浮かんでいることを書いた。自己診断では内蔵器官に自覚症状なく、異状は無さそうである。手に負えないのは精神、すなわちモチベーション(意気)の低下である。ただこちらも、精神破綻を来している自覚はない。だから、さわやかな夏空が来たら案外、心身共に健全に戻り、意気軒高になるかもしれない。
来週にはこんな予定が詰まっている。10(月曜日)、歯医者。14日(金曜日)、内視鏡検査の要否相談のための「大船中央病院」への通院。15日(土曜日)、次兄初盆。そしてこの日は、わが誕生日(83歳)。確かに、じたばたしても、どうにもならない。ところが、「どうにでもなれ!」と嘯(うそぶ)く、豪胆さが自分にはない。自分自身にたいし、恨みつらみつのる夜明けである。この先が書けない。