残念無念、「きょうの出来事」

 加害者無き被害者の現われは、まさしく天災同様である。新型コロナウイルスはようやく収束に向かいつつあり、このところは気分の落ち着きに恵まれていた。ところが好事魔多し、再びこれにまつわる新たなニュースが伝えられた。「泣き面に蜂」の痛みなどはるかに超えて、またもや人類には大きな痛みとなりそうである。つれてわが命は、コロナウイルスの恐怖の中で尽きそうである。このことは、きわめて残念無念である。せめて、穏やかな世にあって、命を沈めたいものである。決して欲張りではないはずだけれど、叶えられそうにない。コロナウイルスの新たな惨(むご)たらしい仕打ちである。
 【速報】政府 全世界から外国人の“入国停止”を発表(11/29、月曜日、13:16配信 TBS系・JNN)。新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」の世界的な拡大を受け、岸田総理は全ての国を対象に、当面の間、新規入国を原則停止すると表明しました。入国制限が緩和されたはずの留学生が来日できない状況に・・・一体なぜ? 岸田文雄首相:「緊急避難的な予防措置として、まずは外国人の入国については、11月30日午前0時より、全世界を対象に禁止をいたします」オミクロン株の拡大を受け、岸田総理は、水際対策を強化し、今88日から例外的に認めてきたビジネス目的の短期滞在者や留学生、技能実習生を含め全ての国を対象に入国を原則停止すると表明しました。これらの措置は30日から当面1ヶ月間実施。またオミクロン株が確認された国から帰国する日本人に対しても、指定された施設での隔離を義務づけるということです。さらに岸田総理は水際強化の対象国の1つであるナミビアから入国した1人について新型コロナ“陽性”の疑いがあることを明らかにしました。厚生労働省によりますと、感染が確認されたのは30代の男性で、重篤ではないとのことです。ただ、“オミクロン株に感染したかどうか”はわかっておらず、解析には「4,5日かかる」ということです。入国上限3500人に引き下げまた政府は、1日あたりの入国者数の上限について、今月26日から引き上げた1日5000人の措置を停止し、12月1日より1日3500人目途に引き下げることも発表しています。