十月十三日(水曜日)、気候の良い十月も半ばに差し掛かる。これまで、気温は寒気をまったくおぼえない日が続いている。ところが、夜明け前にあって現在は、ちょっぴり肌身に寒気を感じている。しかし、十月半ばにあっては、異常とも言える高気温が続いてきた。いくらか寒気をおぼえるのは、きのうからきょうにかけて降り続いている雨のせいであろう。好季節にあって二日続きの雨は、ちょっとした異常気象であろう。
気候の異変にかこつけてきょうは、プロ野球の異変とも思える記事を引用する。プロ野球は現在、セ・パ両リーグ共に、最終盤戦の最中にある。そして、両リーグ共に優勝争いは、熾烈を極めている。そんななかにあって優勝は、セ・リーグの場合は東京ヤクルトスワローズに、パ・リーグの場合はオリックス・バファローズに、ほぼ決まりそうである。こんな異変を起こしたのは、セ・リーグの場合は読売ジャイアンツが、パ・リーグの場合はソフトバンクホークスが、共に優勝を逸したからである。プロ野球にあって両チームは、常勝球団という名を馳せている。ところが、今シーズンにかぎれば両チームは、きのうかつ同日に優勝を逸したのである。プロ野球にかぎれば、まさしく異変と言うべき珍事だったのである。
【巨人とソフトバンクが同日V消滅 昨季セ・パ王者が沈む】(10/12・火曜日、21:54配信 西日本スポーツ)。「パ・リーグ4位のソフトバンクは、札幌ドームで最下位の日本ハムに快勝した。わずかに残っている優勝の可能性をつなぐには、日本ハム戦で勝ち、同時刻のオリックス-ロッテ戦でオリックスが敗れるしかなかったが、オリックスが0-2の8回に追いつき、9回表を同点で終えて引き分け以上が確定。ソフトバンクは試合中に2連覇の可能性が消滅した。オリックスとロッテはそのまま引き分けた。一方、セ・リーグでは首位ヤクルトが5位中日に敗れて足踏み。2位阪神が3位巨人との接戦を制し、14年ぶりの対巨人シーズン勝ち越しを決めるとともに、ヤクルトに2ゲーム差に迫った。敗れた巨人は3連覇の可能性が消滅した。昨季セ・パ両リーグで優勝し、日本シリーズでも対戦した両チームが、今季は同日に両方ともV消滅という偶然に見舞われた」。