3月18日(火曜日)。朝日が輝いている。ウグイスが鳴いている。きのうは「春彼岸の」の入り日だった。北の地方にはきょうもまた雪が降っていそうだけれど、鎌倉地方は晴れの夜明けにある。ただし、気象庁の予報によれば夕方あたりから、関東甲信地方にも降雪予報が出ている。だとしたら夜明けの晴れは、天界を拝みたくなるほどにありがたいものなのかもしれない。いまだに、本来の春の季節に背く、日本列島の自然界模様である。
私は目覚めて数時間は大袈裟だけれど、(もう書けない、書きたくない)心境に脅かされ、あるいは魘されて、目は爛々として寝そべっていた。哀れ、先ほどまでのわが現実の姿である。おのずからきょうは、書くつもりなく起き出している。ところが、書いている。書けば、数分間のみすぼらしい殴り書きである。恥を晒して、ここで書き止めである。「笑わば笑え」の心境にある。私は、二日続きの長文の償いと思っている。人間に先立ち、ウグイスが鳴いて、笑っている。
私は目覚めて数時間は大袈裟だけれど、(もう書けない、書きたくない)心境に脅かされ、あるいは魘されて、目は爛々として寝そべっていた。哀れ、先ほどまでのわが現実の姿である。おのずからきょうは、書くつもりなく起き出している。ところが、書いている。書けば、数分間のみすぼらしい殴り書きである。恥を晒して、ここで書き止めである。「笑わば笑え」の心境にある。私は、二日続きの長文の償いと思っている。人間に先立ち、ウグイスが鳴いて、笑っている。