罪つぐないの「そっけない一文」

 12月13日(金曜日)。強い寒気に震えて、また強い悔いごとを抱きながら、ほぼ定時(5時)に起き出している。強い寒気を食らっていることには、冬という季節がら仕方がない。一方、強い悔いごとをしでかしているのは私自身であり、仕方ないでは済まされないわが罪つくりである。
 このところの「ひぐらしの記」にあっては、書き殴り特有に放っていたらエンドレスになりそうな、だらだらと長い文章を書いている。そのせいで掲示板は汚(けが)れて、同時に掲示板を覗く人様の数を示す、カウント数は減り気味にある。こんなことであれば、寒気と文章書きのダブルの苦痛に耐えて、書くことなど止めればいいと思う。確かに、これこそわが身そして読んでくださる人様のためでもある。
 時は冬の季節にあって、周囲の山は冬枯れの風景を曝(さら)け出している。私は季節を分けず年じゅう、ネタ不足状態を晒している。これらにかこつけてきょうは、身を慎んで長い文章は書くまいと決め込んでいる。ゆえにきょう書くことは唯一、このことだけに留まることとなる。それは、きょうの行動予定における歯医者通いのことだけである。前歯の欠けた後は、今なおほったらかしにして、ポッカリと空いたままである。きょうも、新たな入れ歯や詰め歯を願うつもりはない。なぜなら、普段そんなに不都合なこともないし、それよりなによりこの先の命の短さを鑑みれば、もはや慌てふためくこともない。いやいや、コストバランス(費用対効果)からすれば、どっこいどっこいのゆえでもある。きょうは冒頭のわが意志に則(のっと)り、ここで書き止めである。なんだかそっけなく、かつまた味気ない気もする文章である。しかしやはり、文章書きは30分ほどで済んで、気分はいたって楽チンである。
 夜明けはまだ遠く、だったら寝床へとんぼ返りをして、博打(ばくち)みたいな二度寝を試みるつもりにある。あす以降をどうするかは寝床で、ちょっぴり思案にくれることになりそうである。