きのうの「文化の日」(11月3日・日曜日)を挟んで、3連休最終日の「振替休日」(11月4日・月曜日)の夜明けにある。夜明けの空はいまだ薄っすらだけど、だんだん明るみ始めている。昼間へ向かうにつれて、二日続きの好天気になりそうである。3連休にあっての空模様は、気象予報士の予報に違わず、初日(11月2日・土曜日)の雨嵐は、日を替えるとぴたり止んだ。この後には一日じゅう、予報どおりに胸の透く好天気が訪れた。きょうの予報は、二日続きの秋晴れである。夜明けの空を見るかぎり、気象予報士の予報は、三連休にわたり満点になることは確かである。突然、雨が降り出さないかぎり私は、今回の予報いや気象予報士にたいして、万雷の拍手喝采だけではすまなくて、心中で声なく(あっぱれ!)と雄叫(おたけ)している。私はほぼ定時(6時)近くに起き出している。起き立ての気分は、きのうの祟(たた)りはとれて良好である。きのうの祟りとは、深夜にあってかつまた長文を書いてしまい、それによりほぼ一日じゅう、眠気と疲れをこうむっていたことある。これすなわち、きのうの私が見舞われていた悪の報(むく)い、祟りだったのである。祟りは就寝時までこうむっていた。ところが就寝中にはその反動で幸運に恵まれたのである。普段の就寝中には頻尿で何度も起き出し、悪夢にもしょっちゅう魘(うな)され、挙句には一度目覚めると二度寝にありつけず、悶々として長く寝床に寝そべっている。ところが昨夜は、就寝中の三悪を免れたのである。ゆえに現在の私は、なんだかきのう祟りが罪滅ぼしでもしてくれたかのような、ウキウキした「たなぼた気分」にある。しかし、好事魔多し。このところの私はパソコン、実際にワード機能に戸惑い、書いては消えまた書くという、憂き目に遭遇している。挙句にはこんな短い文章にさえも四苦八苦をこうむり、時間はいたずらに過ぎてゆく。だからもう懲り懲り、尻切れトンボのままを恥じて、ここで結文とするものである。伏して、詫びるところである。幸いなるかな! 夜明けから朝、そして昼へ向かう日光は、もう全天候型に大空を日本晴れに輝かしている。しばし大空を眺めていると、祟りの気分は失せて、幸運の気分に変わりつつある。きょうの私は、不断の「自然(界)賛歌」に浸れそうである。ワード不調のせいで、いやわが無能のせいで、なさけなくも、ずいぶん苦労した文章である。