夏風邪を引きずり、繰り返す文章

10月3日(木曜日)。夏風邪は未だに治りきらずに、風邪薬の服用が続いている。そのせいできょうまた寝坊助を被り、起き出しは夜明けを過ぎて「朝」にある。夏風邪が長引いて、このところは肺炎にでもなっているのかな? と、ちょっぴり危惧している。こんな状態を慮(おもんぱか)られて高橋弘樹様は、風邪治しの便法(処方)を授けてくださっている。高橋様のわが身に余る情け(人情)には、謹んで感謝と御礼するところである。それなのに私は、情けに背いて今なお実践を怠っている。恥知らずと言うより私は、根っからの愚か者である。治りきらない夏風邪と情け知らずの悪徳のせいで、現在のわが心象は憂鬱状態にある。おりしも、わが失態を蔑(さげす)み、半面心象を癒してくれるかのように、心地良い秋の朝風が肌身に当たっている。おのずから心象は癒されて、少しずつ潤い始めている。しかしながらやはり、寝坊助を被り起き出しが遅れ、挙句、切迫時間に急(せ)かされて、文章を書く気分は阻害されている。せっかくの好季節にあって、わがとちり(失態)のせいで台無しである。ゆえにきょうはこの先は書けず、パソコンを閉じて朝御飯の準備へ向かう。懸念している二つの台風すなわち17号と18号は、現在どのあたりをうろついているのであろうか。現在、それらの影響は見えず、見渡す限りにのどかに朝日が照り始めている。