「8月盆」送り日(火)の(8月16日・金曜日)にある。現在のデジタル時刻は、4:15と刻まれている。接近中の台風7号のもたらす雨とはいえ、待望久しき雨の夜明け前にある。明日にでも襲う台風の脅威はさておいて、私は雨の夜を心底より歓迎している。どれほど毎日、雨を恋い焦がれていたことだろう。ところが、台風のもたらす雨になるとは、わが不断の行いが悪いせいであろうか。それでも構わないけれど、台風は事無きで過ぎ去ってほしいと願っている。きょうの文章は、雨降りの事実を記し得たことで十分である。だからこの先は、単に記録に留め置くものである。すでに旧聞になるけれど、「パリオリンピック」における、日本すなわち日本代表選手の活躍は、各競技において目覚ましい成績を残した。オリンピック憲章の真髄は、まさにこれ「参加することに意義がある」。しかし一方、競技会特有に対抗、対外、もとより国別の対抗試合を成している。だとしたらやはり、競技会の成績を表す順位付けは、悪とは言えず必要であろう。確かに競技会において、成績に応じた順位付けがなければ技の競い合いはなく、もとより興趣、感興共に湧かず、あえて競技をしたり、それを見る価値もない。パリオリンピックにかぎらず、過去、現在、そして未来へ繋がる夏季および冬季オリンピックは、究極のアスリート(競技者)の技の競い合いと順位付けの祭典である。そして晴れの順位は、メダルを授けられて等位を表し、1位金メダル、2位銀メダル、3位銅メダルとなる。これらに次ぐ表彰には、8位までとされる「入賞」がある。以下は、今回のパリオリンピックにおける、国別メダル獲得数(10位までで省略)である。メダル獲得数においては、金、銀、銅のトータルがある。ところが、当局が公表した順位付けは、金メダルの獲得数を元にランキングされている。ゆえにこれによれば、日本は第3位にランクインしている。また、トータルでも6位に位置している。胸の透く素晴らしい成績である。
金銀銅トータル
1位アメリカ 40 44 42 126
2位中国 40 27 24 91
3位日本 20 12 13 45
4位オーストラリア 18 19 16 53
5位フランス 16 26 22 64
6位オランダ 15 7 12 34
7位イギリス 14 22 29 65
8位韓国 13 9 10 32
9位イタリア 12 13 8 33
9位ドイツ 12 13 8 33
夜明けて視界一面、どこかしこ水(雨)浸しである。私は一層多量の雨をもたらす台風7号を恐れている。