前田静良

ひぐらしの記

ただ書いただけの、無題

4月14日(土曜日)。ぐっすり眠れて、早く起き出している。だから、「早起き鳥」の真似をして、「コケコッコウ」と、鳴きたくなっている。しかし、早起き鳥にはなれない。ゆえに私は、早起き鳥のような社会貢献はできずじまいである。 ふるさと時代にあっ...
ひぐらしの記

朝書きの自戒

4月13日(土曜日)。目覚めると部屋の中は昼間のように明るい。陽射しこそそそいではいないものの、私は寝坊助を被っていた。慌てふためいて起き出すと、見渡す眺望には朝日がピカピカと輝いている。ウグイスは、朗らかに鳴いている。私は心が急いている。...
ひぐらしの記

目覚めの、無情!

4月12日(金曜日)。晴れのない、雨の無い、曇り空の夜明けが訪れている。きょうの天気予報は聞きそびれている。そのため、この先の天気模様はわからずじまいである。「ひぐらしの記」は、すっかり「私日記」に成り下がっている。わが悔やむところである。...
ひぐらしの記

「桜、様様」の一文

4月11日(木曜日)。目覚めて起き出し、慌てふためいてパソコンへ向かっている。夜が明けて、ほのぼのと朝日が射している。すでに、ウグイスは鳴いている。この時間、地震が起きなければ、わが心は急いているけれど、のどかな夜明けの訪れにある。しかしな...
ひぐらしの記

「桜雨」、そしてわが造語「桜妬み」「桜僻み」「桜潰し」

4月10日(水曜日)。この時間(4:31)はまだ暗闇で、夜明け模様を知ることはできない。体感で知り得るところは、閉めている雨戸を鳴らす風の音、身体冷え冷えの寒の戻りである。一か所、雨戸開けっぴろげの前面の窓ガラスに雨粒と雨筋はなく、雨は降っ...
ひぐらしの記

物心つきはじめの文章体で、「段葛の花見」

4月9日(火曜日)。軽やかなウグイスの鳴き声に変わり、雨の音がつれなく響く夜明けが訪れています。春の雨は、きのう見た桜の花が心配です。半面、春の雨は、心地良い寝坊を誘っていました。花見それにともなう疲れは、共に心地良さを恵んでいました。挙句...
ひぐらしの記

桜の花は平和の象徴

4月8日(月曜日)。いよいよきょうあたりから日本社会は、出会いの月4月にあって、人々の本格的な実動が始まる。学ぶ者は勉強に、働く人は仕事に本腰が入ることとなる。人間の集団を成す実社会が動き出すのだ。まもなく夜が明ける。この時間(5:17)、...
ひぐらしの記

無常の夜明け

4月7日(日曜日)。「光陰矢の如し」、重ねて「歳月流れるごとし」。病床で固唾をのんだ苦衷がよみがえる。小雨降る、「無常の夜」が明ける。早出で、次兄のいない東京(国分寺市内)へ向かう。せつなく戸惑う、次兄一周忌。たぶん法要は、姿無き者にとって...
ひぐらしの記

寒気を凌いで、心温かいニュース

4月6日(土曜日)。夜明け前にあって、おお! 大寒い。きのうの天気概説にあって気象予報士は、「花曇りと花冷え」の言葉を重ねた。これに私は、「寒の戻りと寒のぶり返し」を加えていた。きのうの低気温、それにともなう肌身の冷えと寒さは、私にはまさし...
ひぐらしの記

「年の功」なく、「年の徒」

4月5日(金曜日)。ウグイスのエールを聞けない、雨の夜明けが訪れている。もとより、自力では元気づけはできない。おのずから文章は、身動きの出来ない袋小路に嵌っている。ネタなくこんなことでは、「三十六計逃げるに如かず」である。だから、逃げる。 ...