1月23日(月曜日)、5:28に起きている。寝床の寒さはこの二日、ごく小さな「電気行火(でんきあんか)」で対策している。功を奏して、よく眠れている。ところが好事魔多し、胃部不快感に見舞われて、気分を殺がれ、この先文章が書けない。「ひぐらしの記」は、潮時なのであろう。潮時とは、平易な日常語である。だけど、案外難しい言葉でもある。使い方を、間違っているかもしれないと思い、電子辞書を開いた。【潮時】「①潮水のさしひきする時刻。②あることをするための、ちょうどよい時期。好機。時期。」やはり、なんだか腑に落ちない。だから、この場合は潮時を用いず、こう言いかえればいくらか腑に落ちる。案外、「ひぐらしの記」を止める決断をする時なのかもしれない。しかし、決断は鈍っている。