仕事納めの日、今年のコロナ総括

12月28日(水曜日)、実際にはどうだか知らないけれど、カレンダー上には「仕事納め」と、記されている。バカな私はこれにちなんで、「俺は生存納め」となるのかな? と、思いながら起き出して来た。人生の晩年を生きる私には、それほどに「生存」という言葉が脳裏にこびり付いている。私の場合、冒頭の文章はいつもしっちゃかめっちゃかである。もとより、これでは気の利いた文章は書けない。さて、きょうは何をネタに書こうと、気迷いながらパソコンを起ち上げた。そして、真っ先に開くのは「ヤフー」の画面である。画面には、メデイアが伝えるニュース項目が並んでいる。私は項目を読んで、関心を引く記事だけを読み通す。この後には、「ひぐらしの記」の執筆が控えている。そのため多くは、項目だけを読んで、記事は読まずに素通りとなる。ところがきょうは、以下の項目が関心を呼び、記事まで読んだ。さらには全文を引用し、ここに記している。その理由は新型コロナウイルスにかかわる、今年(令和4年・2022年)の総括に思えたからである。実際のところは、びっくり仰天した悲しい総括である。【コロナ死者、最多438人 第8波で増加、感染20万人】(12/27日・火曜日、20:41配信 共同通信)。「国内で27日、438人の新型コロナウイルス感染による死者が報告された。過去最多で、1日の死者が400人を超えるのは初めて。全国の新規感染者は20万8235人が確認され、1週間前と比べ1万8千人余り増えた。死者数は、11月は2桁や100人台が多かったが、流行「第8波」の拡大に伴い増加し、12月は200人台や300人台の日が目立つようになっていた。これまでの最多は23日の371人だった。27日の都道府県別の死者は北海道38人、神奈川33人、埼玉26人など。感染者は東京2万2063人、愛知1万55443人、大阪1万3962人など」。仕事納めにあって、ゆっくり休めない年の瀬。新年の正月に向かって、なおその先が思いやられるところである。もちろん私だけでなく人間は、常に生存を脅かされている。ゆえに、一日一日の生存のありがたさがわが身に沁みる。夜明けの明かりはまだ見えず、やけに朝日にすがりたくなる。