年の瀬にあって、とんだ災難

 十二月二十三日(水曜日)、わが心境はきのうから変調をきたしています。実際のところ身体は健康ながら、精神は死に体です。すなわち、広くデジタルの世の中にあって、私はパソコン病に見舞われて精神の病に罹っています。腹立たしさこのうえない状態です。
 腹立たしさの対象は、マイクロソフト社とわが無能力です。きのうはほぼ半日以上にわたり、マイクロソフト社のサービスセンターの女性担当者、すなわち入れ代わり立ち代わりの四名の人たちと対応に追われました。しかし対応は実らず、私は疲れ果てました。挙句、わがパソコンと私はoutlookの機能、具体的にはメールとワードの機能を失くしました。これらが使えないと私は、もはやお手上げ状態です。人様の交流はメールで、そして「ひぐらしの記」はワードで書いて、掲示板へ貼り付けているからです。
 マイクロソフト社への憤りと、わが無能力をさらけ出して、突如現れた警告メッセージを書き添えます。一つは、「製品に関するお知らせ:outlookはライセンス認証されていません。outlookを継続して使えるように、2020年12月25日までにライセンス認証を行ってください」。一つは、「サインインしてofficeを設定する」。
 わが無能力は、このメッセージに対応できません。マイクロソフト社のアドバイスも埒明かず、私は対応を諦めました。現在使用中のパソコンは、三年前に買い替えたばかりのものです。予告:あさっての二十五日から、このパソコンはメールとワードの機能を失くします。デジタルとかパソコン生活は、もうコリゴリです。年の瀬の憂鬱は、いや増しています。