ブログ『創作相談室』における「創作文」を私は、そのたびに教科書代わりに、深く読んで学んでいます。文章の巧みさはもちろんのこと、身近な日常事にあらためて、私は新たな学びをおぼえています。質問者と回答者(相談者)の体裁はきわめて分かり易く、そのつど学びを深めています。さらには私の願望に応えてくださり、実際には身近な題材のかつリアルな描写にさずかっています。先ずはこのことにたいして、深甚なるお礼を申し上げます。
これに加えて、わが興味をおぼえることのいくつかを添えさせていただきます。一つは、文章の筋立てに諧謔(ユーモア)があり、それゆえ読後感がとてもさわやかです。一つは、文章に添えて写真が添付されていることです。まさしく、教科書の一コマの写真を見ているようです。間違いなく、学びを深めるための、高橋様の優しさあふれるご配慮だと思っています。「すきや」など、この手の店は普段の私には、なじみが薄いものだけに勉強になります。ところが唯一、「すきや大船駅前店」(鎌倉市)だけにはときおり入っていました。そして、決まって注文のするのは、『牛丼ミニ』(290円)一品です。一時期は女性係員と顔馴染みになり、レジで「こんにちは」のひと声の楽しみだけで、入店していました。しかし、現在は遠のいています。たぶん時間帯にもよるのでしょうか、それとも辞められたのか、現在はその人にお会いできません。食欲を満たす楽しみより、ひと声の楽しみが殺がれて現在は、お店から遠のいています。
先日、久しぶりに入店しましたけれど、やはり馴染みの人の姿は見えず、新たな出会の女性係員にたいして、「こんにちは」と、ひと声かけました。わが一方的な楽しみ作りです。しかし、その後間が空いて、この出会いが馴染みになるかどうかには、おぼつかないところがあります。この出会いの結実は、この先のわが入店状況、すなわちわが努力にかかっています。
最後に加える一つは、わがまったく未知の「デジタル社会」や、「現代の商慣習」等の学びです。今回は、「メルカリ」でその一端を学びました。高橋弘樹様のおかげで、わが老いた心身に現代社会の知識が注ぎ込まれています。文尾ながら重ね重ねて、衷心よりお礼を申し上げます。ひたすら感謝! しきりです。