今年の長さ

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 毎年の暮れに買った卓上カレンダーをパソコンの前に置いている。務めていた頃より買っていた手帳を買わなくなって何年になるだろうか。日常の予定など書き込むのは壁に掛けているカレンダーであるが、この卓上のカレンダーはメモ用紙代わりでもある。先日ふと目の前にあるカレンの厚みに気づいて、何か新しい発見でもしたような気持ちになった。当たり前のことなのだけれど、右側の高さがまだたっぷりとあり、ゆったりとした心地に生きる勇気が湧くのを感じた。昨年の暮れに薄くなったページをめくる心細さに胸苦しささえ覚えていたのだ。目の前の現象に「もうこれしかない」と感じるのと「まだまだこんなにある」と感じるのでは、生き方も変わってくると感じられたのだった。