俳人四明覚書五
清水貞夫著
B判 192頁 並製本
非売品
ISBN978-4-901735-85-8
本書は当社の文芸誌『流星群』に発表した作品に、訂正と補稿、注記を加えたものである。この「覚書/五」を準備中に、中川四明の資料博捜に著者が昔から世話になった親友の薬師初夫氏が急逝された。御冥福を祈る。
四明は京都の近代化に、幅広い活動をみせた人物である。そうしたなかで、後年は京都美工界の発展に尽力したことは、あまり知られていない。今回はそうした事績にふれた文章でまとめてみた。京都の日本画壇についてはこれまでに多くのことが語られており、それら先行する資料を、参考にさせていただいたことは言うまでもない。(あとがきより)
四明は京都の近代化に、幅広い活動をみせた人物である。そうしたなかで、後年は京都美工界の発展に尽力したことは、あまり知られていない。今回はそうした事績にふれた文章でまとめてみた。京都の日本画壇についてはこれまでに多くのことが語られており、それら先行する資料を、参考にさせていただいたことは言うまでもない。(あとがきより)