友人と、うらわ美術館に行ってまいりました。
「笠間日動美術館コレクション フランス近代絵画の巨匠たち」。
ポスターには、モネ、ルノワールから、ピカソ、マティスまで、とありますが、その他にも有名な画家たちの作品がおよそ100点ほど、展示されていました。
美術館のサービスで、この展示作品の中から、お気に入りの1枚の写真を撮影しても良い、ということでしたので、どの作品が、一番自分の心に響くかな?という観点で、撮影したい1枚を探しながら、鑑賞していました。
面白いなあ、という作品が多数展示されていましたが、中でもマティスの「切り紙絵」と、ルドンの一連の作品が特に気に入りました。
「野獣主義(フォービスム)」といわれる、目に見える現実から離れ、激しい色使いが特徴のマティス、「象徴主義」に分類される、自然や風景ではなく、心の中の幻想の世界を描くルドン。
迷った末、ルドンの「横顔の女(左向きの)」という作品を選び、撮影しました。
こういう観点での絵画鑑賞も楽しいな、と思った展覧会でした。
美術展「フランス近代絵画の巨匠たち」
