3月9日(日曜日)。雪は止んでいる。雨も降っていない。ウグイスの鳴き声はしない。窓の外に見る三軒の屋根には、薄っすらと雪が残っている。しかし、まもなく溶けてしまいそうである。なぜなら、朝日が今にも、天上、空中、地上に出番を窺っている。小雪と小雨が降ったのちの夜明けは、晴れの兆しにある。
春初っ端の気象の異変は過ぎて、きょうあたりから自然界は、春本番を授けてくれるのだろうか。できればもうそうあってほしいと願っている、起き立てのわが心境である。きのうは文章を休んだ。すると、たちまち「書かない気楽さ」に陥った。現在もその延長線上にある。いったんこれに陥ると、文章の再始動には困難を極める。だから、この状態から抜け出すためには恥を晒してまでも、こんな文章を書かなければならない。しかしながらやはり、この先は書けずに、ここで指止めとするものである。書かない気楽さは、もとより「能無しと怠け者」の証しである。つくづく、つらい夜明けにある。
春初っ端の気象の異変は過ぎて、きょうあたりから自然界は、春本番を授けてくれるのだろうか。できればもうそうあってほしいと願っている、起き立てのわが心境である。きのうは文章を休んだ。すると、たちまち「書かない気楽さ」に陥った。現在もその延長線上にある。いったんこれに陥ると、文章の再始動には困難を極める。だから、この状態から抜け出すためには恥を晒してまでも、こんな文章を書かなければならない。しかしながらやはり、この先は書けずに、ここで指止めとするものである。書かない気楽さは、もとより「能無しと怠け者」の証しである。つくづく、つらい夜明けにある。