文章が書ける幸せ

 ひぐらしの記は、「 心に浮かんでは消えてゆくたわいもないことを、とりとめもなく書きつける」記であってもいいのです。毎日、目の覚めるような素晴らしい文章を姿勢を正して読むのは辛いものがあります。たわいも無い文章を書くことも難しいと思いますが、「ああ、こんな日常を過ごしているんだ」と胸をなで下ろし、共感する、そこには「今日も元気に生きるぞ」という力がもらえます。お隣さん、親しい人との何気ないふれあい、そんな気軽な気持ちで書かれた文章にも味わいが生まれてきます。
 前田さん、つぶやき、なげき、怠け心など、気軽に伝えてください。読者はそんな前田さんの日暮らしの文章を待っています。