様変わりするお正月気分

 今日は待ちに待った雨が降るらしい。我が家では運転しっぱなしのエアコンのため、湿度が二十パーセントで、目や喉がカラカラ状態だ。濡れたタオルを二本のハンガーに掛けて、吊して、たびたび濡らしている。しかしこの程度では足りなくて、障子に霧を吹いて湿らせてもいる。よい思いつきと思っていたがあちこちに雲状のシミができてしまった。大変な思いをして張り替えた障子が台無しになった。
 こんな愚痴をこぼしながらお正月気分はとっくの昔に消えている。いや、はじめから正月などという意識が薄れてしまっている。「何がめでたいお正月」と言いたいところだけれど、私の年齢になれば、何事もなく無事で変わり映えのないことがよいのかもしれない。
 こんなことを書いて、今朝の「ひぐらしの記」の「大沢様の明るい文章」にお答えした。