ひぐらしの記

ひぐらしの記

日常

十一月二十四日(木曜日)。「トラキチ」(阪神タイガースにかかわる気違いじみたファン)ほどではないけれど、それでも祝福冷めやらぬ夜明け前にある。2022年サッカー・ワールドカップ(カタール)の初戦において、日本代表チームは対強豪ドイツチームに...
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勤労感謝の日

「勤労感謝の日」(11月23日・水曜日)。日本大百科全書(ニッポニカ)より引用。「勤労をたつとび、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう」国民の祝日。1948年(昭和23)制定された。その前は国の祭日で、天皇が新穀を天神地祇 (てんじんちぎ)...
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恩義忘れず「だらだら文」

十一月二十二日(火曜日)。夜の静寂(しじま)の頭上の二輪の蛍光灯の明かりは、十五夜の月光に肖(あやか)るかのように、皓皓(こうこう)とふりそそいでいる。現在の時刻は、夜明け未だの四時前にある。夜明けの遅い仲冬ゆえに、こんな表現をしても、もち...
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書き殴りを「御免」と思う

十一月二十一日(月曜日)、今なお治りきらない口内炎の痛さに遭って、七転八倒しているうちに時は流れ、挙句に寝坊して起き出してきた。夜明けの時刻はとうに過ぎている。けれど、雨戸開けっ放しの前面の窓ガラスの外は、いまだに夜中のたたずまいにある。太...
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案外、私は「食通」なのか?

十一月二十日(日曜日)、夜明けまではまだ、行き着きないところにある。口内炎にともなう胃部不快、すなわち抱き合わせの不快感は、未だに極限状態にある。寝起きの私は、不意に美食家という、言葉を浮かべている。だから、これにともなって、三つの言葉を浮...
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人情、他人様から賜る情け

十一月十八日(土曜日)。寝床から抜け出して来て、パソコンを前にして椅子に座り、壁時計を横目で見遣った。時計の針は、四時あたりをさしている。夜明けの遅い仲冬の夜明けまでは、未だ夜の静寂(しじま)にある。それでも、きのうの「丑三つ時」の寝起きに...
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口内炎の夜

十一月十八日(金曜日)、口内炎の痛さに耐えきれず起き出してきた。夜明けまでは、はるかに遠い「丑三つ時」(午前二時から二時半頃)にある。こんな気分ではこの先、文章は書けない。それゆえにきょうは、起き立てに浮かんでいる、三つの創作川柳を記して、...
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生きてます

十一月十七日(木曜日)、夜明け間もないところで起き出している。ぐっすり眠れて、気分安らかにパソコンへ向かっている。寝起きの気分の安らぎは、二度寝に恵まれた「成果」である。長く、成果という言葉にはありつけず、それゆえ死語になるのを恐れて、へん...
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バカなことを書いている

十一月十六日(水曜日)、窓ガラスの外は未だ暗闇の、夜明け前に起き出している。起きて、心中にぼんやりと浮かべていたのは、こんなことである。一つは、またコロナが勢いを増している。怖いなあー。結局、罹らずには済まないのかもしれない。自分は罹らなく...
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トラブル

マウスがまったく反応しない。それゆえ、マウスに頼らず指先を滑らしている。しかし、これでは不便きわまりなく、文章を書くことはできない。不断のかぎりない嘆息に、突然また一つ、嘆かわしい問題が加わっている。デジタル社会は、大嫌いだ。夜明けの空はこ...