坂本弘司撮影 命の終焉近くになってまで、わが身を思い、悩み患うのは、愚の骨頂とは知りすぎている。六月十八日(土曜日)、浅い夜明けの起き立ちにあって私は、わが生涯におけるいろいろ、さまざまな悔いごとを浮かべている。それらの中には生来ゆえに、悔やんでもどうにもならないものが限りなく含まれている。それらを列挙する暇(いとま)はないけれど、いま浮かんでいるものでは脳髄の凡愚、小器、小心、醜面、近眼をはじめとする目の病などがある。確かに、先天的・生まれつきのことで悔い悩むのは、馬鹿げている。これらに比べて後天的なものでは、意志薄弱、優柔不断、とりわけ怠惰精神、ずばり三日坊主(怠け者)である。先天的そして後天的の中間に位置するのは、これまたずばり手先不器用である。なかんずく、数々の文明の利器の利用や使用には手古摺るばかりである。だったら、生きていてもしようがないかと言えば、いやいやまだまだ、生きたい欲望はある。きのうの私は、現代文藝社のホームページのリニューアルにともなう、掲示板投稿のやりかたについて、大沢さまよりきわめて長い時間、電話でご教授を賜った。この間の私は、指先は手古摺り、精神状態はしどろもどろだった。ご面倒をおかけした大沢さまにたいしては、平に詫びて、感謝するところしきりである。それゆえ、とりあえずこの文章は、送稿テストのつもりである。それに失敗すればくたびれもうけだけで馬鹿らしく、だからこの先を書く気にはなれない。わが生涯、わが人生における悔いごとは、あまた山ほどもある。案外、それは生きている証しなのかもしれない。しかし、生きたい欲望とは裏腹に、悔いごと逃れにもう見切りをつけたい思いもある。うっすらと夜が明けても、梅雨空には朝日の光はない。 いつもながらのエールを賜り、お礼を申し上げます。実社会を高橋様のご投稿文で学んでいます。感謝にたえません。 ぼくは普段は、さいたま市の隣の志木市にある美容室まで行って、パ〜マやカットをしてもらいますが、時間がない時は、家の近くにある安価なカット専門の美容室へも行きます。 「海鮮食堂」のランチ限定!!「刺身定食」をぜひぜひ食べてみたくなりました◎◎ 今回は、前田さんと奥様の幸福感がたくさん漂う『ひぐらしの記』でした♪♪ 大沢先生、昨日の複写作業、本当にお疲れさまでございました。 パッションフルーツと月下美人の益々の生長を願っております♪♪ 六月十七日(金曜日)、梅雨時、すっかりとは明けきれない夜明けが訪れている。おとといの夜、二度寝にありつけず起き出して書いた短い文章は、わが心象に飛んでもない僥倖をもたらした。きょうもまた、二度寝にありつけず、起き出して来たまま書いている。しかし、再び柳の下にドジョウはいなくて、ただただ苦しんでいる。いまさら言わずもがなのことだけれど、自分自身が年をとって、それに輪をかけてつらいのは、妻をはじめ周囲の人たちがみな、老いの姿を見せていることである。自分自身は鏡や写真を避ければ、面貌の老いは見ないで済むことがある。精神状態はもちろん青春ではないけれど、そんなに老いを感じない。だから私は、意識して鏡や写真を見ることは避けている。馬鹿げて幼稚な、わが老いの身癒しの便法である。鬱陶しいマスク姿にも唯一、ご利益にありつけるのは、いっときの老い面隠しである。最も身近なところでは妻も、すっかり面貌を変えてしまった。ところが私は、それを見ることを避けることはできない。一方、妻もまた、わが老いた面貌を見ずに済むことはできない。挙句、共に見苦しく、息苦しい日々に見舞われている。鏡や写真は見なくとも、こんな精神状態こそまさしく、老いの証しである。無理して起き立の文章を大慌てで書かなければ、こんななさけない文章は書かずに済んだ。きのうは、妻の髪カットの引率同行で、妻が普段行きつけのカット店へ出向いた。美容院とは書けない、場末の安価を売り物にする出店(でみせ)みたいなところである。ところが妻は、指名料金を払ってまで担当者を選んで、この店に馴染んでお気に入りである。お店は路線バスに乗って、私が買い物へ行く大船(鎌倉市)の街にある。妻は久しぶりに髪カットを果たし、そのうえ仕上がりの良さに十分満足した。互いのマスク外しの面貌はほころび、いつになく会話が弾んだ。その証しには初入りの「海鮮食堂」(二階)に入り、カウンターで適当な間隔をとり、昼限定の「刺身定食」(一人前1000円)を摂った。ありきたりの定食とは思えない豪勢な見栄えと、堪能できる美味だった。普段、レジ係との会話が好きな私は、初入りかつ初見にもかかわらず臆せず、マスク越しに言葉をかけた。「下の看板にいつわりなく、いやそれ以上に豪勢でした。二人とも、大満足でした。また来ますね。ありがとうございました」。中年の女性レジ係は、思いがけない様子を露わにされて、丁寧に謝意の言葉を返された。店を出ると妻はヨロヨロ、私はノロノロ、と街中のお店回りを果たし、帰りのバスに乗り家路についた。二人の背中を、雨模様の梅雨空が追っかけてきた。互いの気持ちは急いだ。けれど、足は願うようには急いでくれない。しかし、共に無事でわが家へたどり着いた。「パパ。きょうはありがとう」「髪、綺麗に仕上がっているよ」。小さな幸福とは、これで良し、いやこれくらいで十分! 殴り書きはいつもと変わらなかったけれど、きょうは短からず、長からずの文章の閉めることとなる。小さな幸福は、案外、小さな僥倖をもたらしている。老いの身、欲張ってはいけない。 常連さんの投稿を待っていました。既存の掲示板からうまく 掲示板がリニューアルしましたね!! 開花は、パッションフルーツの花ですよね!!
送稿テスト
高橋弘樹様へ、感謝!
♪前田さんへ『小さな幸福』の感想です!!
技術も確かで、15分位で終了しますので、忙しい時は本当に助かります♪♪♪大沢先生へメッセージです2!!
新掲示板へもどんどん投稿させていただきます♪♪小さな幸福
気づいてくれて感謝です!
新規掲示板に移動できるか心配でした。昨日は既存の掲示板の
投稿を複写するのに一日かかりました。画像も簡単に投稿でき
るので安心しました。後は、こちらの掲示板に常連さんが投稿
してくださることを気長に待っています。♪大沢先生へメッセージです!!
実がなる事を願っています♪♪