蔓草のいたずら

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 野木の駅のホームに座って、帰宅の電車を待っているとき、目の前の道路沿いの店先に立っている樹木が蔓草に覆われていて、その形が子犬のように見えた。いつもながめているのに気がつかなかった。妹と二人で、「耳を立てて、鼻先がつんとしていて、何だか話しかけてくるみたいだね」と笑いながら、退屈な待ち時間のおしゃべりに花を咲かせた。
 この次、来たときは葉が紅葉しているのだろうか、それとも落ちてしまっているのかしらと楽しみな景色である。